結局、カネロ史上最大の身長差に注目ですよね。個人的には、後半のガス欠カネロにどうスミスが攻め込めるかにも注目してます。
— インディー (@k_indiiii) 2020年12月19日
あと、判定になった時の判定も。。#CaneloSmith
https://t.co/KBMGtmTnYi
明日のカネロvsスミスってこれぐらいの身長差あるんよなー🤔🤔笑#CaneloSmith https://t.co/3NKlxxzxAj
— インディー (@k_indiiii) 2020年12月19日
(予想記事はこちら↓)
サウル・"カネロ"・アルバレス VS カラム・スミス
○結果
・「カネロ判定勝利」3-0(119-109,119-109,117-111)
・インディー採点「カネロ判定勝利」119-109
今見終わったところで、僕の採点はこんな感じ。
— インディー (@k_indiiii) 2020年12月20日
思ったより、カネロがスタミナあったし、思ったよりジャブが良かった。
スミスさん、左腕腫れとる感じがしたけど大丈夫かな。。#CaneloSmith pic.twitter.com/5o7Zzn0UUy
(参考ページ↓)
<結果・公式採点について>
https://boxrec.com/en/event/821177/2588134
<データについて>
・パンチデータ↓
(このデータ見ても圧倒的です、、!)
カネロ選手の圧倒的な勝利でしたね!
序盤から、カネロの距離で戦い、意外にも後半までスタミナ切れせずに、むしろ後半にエンジンを加速させて、満場一致の判定勝利を勝ち取りました。
試合を振り返り
会場の収容人数は限られていたようでしたが、入場時から歓声は十分でした。
会場はアメリカでしたが、メキシコのカネロ選手には声援、イギリスのスミス選手にはブーイングと、わかりやすい歓声でした笑
ちなみに、カネロ選手の方のみ、マスクを着用しての入場で、これは何か意図があったのか、気になりました。
・1−2R
いきなり、カネロ選手の距離で試合が始まりました。リーチで圧倒的に有利なスミス選手が距離を取らず、カネロ選手パンチを出せば届く距離だったのです。
「いや、近すぎじゃね!?」と思いましたが、スミス選手は距離を取りすぎてもプレッシャーが強まるだけだから、敢えて自分も攻勢を見せて止めておこうという作戦だったのだと思います。
手数はスミス選手ですが、クリーンヒットとしてはカネロ選手の速いジャブが目立ちました。試合全体的にこのジャブが1番のキーパンチだったように思います。
パッと見てもめちゃ身長リーチ差あるんですが、ジャブは普通にヒットするのが面白かったですね。
スミス選手はガードなどで、カネロ選手のパンチを苦なく防いでいました。「けっこう強いパンチがもろに当たってるけど、これを耐えて後半勝負か!?」なんて僕は思いながら見ていました。
・3-8R
中盤も、2Rまでの展開と同じような展開が続きました。
ジャブを当てガードの上から思いっきり打ち込むカネロ、ガードで軽く防ぎ時々手数をまとめるスミス、という展開です。
カネロ選手の派手な強いパンチがあまりにもまともにガードの上を攻撃し続けるので、スミス選手大丈夫か!?と思いましたが、ケロッとした様子だったのが逆に不気味で後半の巻き返しを期待させるような様子でした。
・9-12R
さて、ここからがインディーの予想でいうところの「スミスタイム」!
カネロ選手はこれまでの経験から後半間違いなくガス欠するからというものです。
しかし!カネロ選手のスタミナがきれない!パンチの勢いが止まらない!
むしろ、ペースアップして仕留めにかかっていてそれが最終ラウンドまで続きました。
私インディー、全くの誤算でした。。
もちろん、多少の疲れは見えたものの、12Rまで続けば当然ですし、スミス選手も同様に疲れは見えました。スミス選手は打たれすぎによるダメージの分、よりしんどそうでした。
もしかしたら、スミス選手もカネロ選手のガス欠を見越して中盤まで耐えていたのかもしれません。ところが、カネロ選手の勢いは止まらず、自分がパンチに耐えられなくなってしまった。
最終ラウンド前のインターバルでの両選手の表情が、もう勝敗を決定づけていたように思います。
(引用元:カネロ vs スミス : WBA世界スーパーミドル級王座統一戦 をライブ 中継 | 1ヶ月お試し¥0 | DAZN JP)
面白かったポイント
カネロ選手のジャブが面白いように当たっていたことと、スタミナが切れなかったことです。
まさか、この身長差で小さいカネロ選手のジャブの方が有効になるなんて思いませんでした。
スタミナも予想外でした。やっぱ最初から接近戦で戦えるとそこまで疲れないんですかね、、?
残念なポイント
リングアナウンサーが、リアル会場で1名(名前はわかりません。。)、画面上で1名(ブルースバッファーさん)、合計2名がいたことです。
メイウェザーVSパッキャオのように、両選手ずつ2名のアナウンサーが会場でコールするなど明確に役割があれば意図はわかりますが、今回は視聴者版のリングアナウンスでブルースバッファーさん、それと同じ内容を会場でもう1人のアナウンサーが読み上げる、というかなり違和感のあることをしていました。
全く意味がわかりませんでしたが、「オンラインやバーチャルでアナウンスする」という試みについては興味深さも感じました。
この方法でも会場は変わらず盛り上がっていましたしね。
これがもっと当たり前にできるように進化すると、ブルースバッファーさんやジミーレノンジュニアさんのような名リングアナウンサーの日本語版が聞けたり、死後も永遠に存在し続けられたりするかもしれませんね。
カネロについて
今後はSミドル級を主戦場として、4団体統一をまずは狙う様子のスターカネロ。
相変わらず、Sミドル、ミドルあたりでは、無双状態を突っ走っていますが、やっぱり課題となるのは、対戦相手不足。
やたらとゴロフキン選手を押す声がありますが、前日のゴロフキン選手の試合を見ても、結果は明らかでしょう。勢いが違いすぎます。
でもキレが悪かったように思ったんよね🤔
— インディー (@k_indiiii) 2020年12月19日
https://t.co/4pMlpVz4ix
多くの人も内心そう思っていると予想しますので、この対戦はそこまで注目されない気がしています。
しかし、今考えられる最大のカードが、そのカネロVSゴロフキン3のようなので、カネロ選手としては困ったもんですよね。。
もちろん、日本人としての視点で見ると、村田選手と戦ってくれたら超興奮しますし、個人的な視点としては、兄チャーロ選手やプラント選手やベナビデス選手との試合は興味深いです。
でもカネロというスター目線から見ると、ビッグマッチにはほど遠いはず。
過去の記事でも毎回触れていますが、人気と実力の両方で独走状態のスターは、ライバルをどう見つけていくかが今後1番の悩みどころではないでしょうか。
カラムスミスについて
残念ながらアニキのカタキ打ちはできませんでした。
次回はケイレブプラント選手やベナビデス選手などと対戦すると、ちょうど面白い試合が見れそうなので期待です!
あと、最終ラウンドに左腕が腫れているようにも見えたのですが、大丈夫だったのでしょうか?
今回の注目シーン
カネロの右の手をあげるフェイントが9Rに見れたことです!
(引用元:カネロ vs スミス : WBA世界スーパーミドル級王座統一戦 をライブ 中継 | 1ヶ月お試し¥0 | DAZN JP)
これはアングロを左アッパーでTKOしたときに出したフェイントと同じですね!
久々に見れてちょっと興奮しました。
(追記12/25)
調子乗って解説しました
まとめ
カネロに勝つには接近戦は避けろ!
この試合でもうはっきりわかりましたね。
接近戦最強説はかなり現実味を帯びています。
もはや勝つにはメイウェザーレベルのアウトボクサーしかいません。
この階級にそんな選手はただ1人。引退したアンドレ・ウォードしかいないのではないでしょうか!?
何度も言っていますが、カネロ戦だけのために復帰してくれないかなー。
以上。
てか、カネロVSカラムスミスの試合予想動画、バッド評価しか付いてないのですが、、
ただ語っただけ、試合予想、ってタイトルやサムネにしとるのに、予想もある程度当たったのに、なんでバッド評価ばかりつくんやろ🤔笑
— インディー (@k_indiiii) 2020年12月20日
まあ見てくれとるだけいいか🤗🤗🤗 https://t.co/18XbEyZj0O
まあ、時間なくてとりあえずの動画だったので仕方ないと思っていますが、ちょっと悲しいですね笑
ではでは。
(過去のカネロ関連記事)