そういえば、スペンスVSダニーガルシアの前座に、面白い試合があったのでお伝えします。
セバスチャン・フンドラ VS ハビブ・アメド
(引用元:Photos: Sebastian Fundora Destroys Habib Ahmed in Two - Boxing News)
○結果
「フンドラTKO勝利」2R
<結果・公式採点について>
https://boxrec.com/en/event/812653/2566031
注目した理由は、フンドラ選手の身長がとてつもなくデカかったからです。
Sウェルター級にして、身長197㎝、リーチ203㎝、というヘビー級クラスのデカさなのです。
フンドラ選手の基本情報:https://boxrec.com/en/proboxer/773847
対峙した時のアメド選手が小さく見えましたが、アメド選手は183㎝というSウェルター級にしては普通、いや時には大きく見えることすらある体格です。
アメド選手の基本情報:https://boxrec.com/en/proboxer/579345
カネロ175㎝、ゴロフキン178㎝、チャーロ183㎝、といった情報を見ても全然小さくないことがわかります。
そんな選手を、子どものように見せてしまう恵まれたフレームをもったフンドラ選手は、どこからどう見ても脅威で、注目せざるをえないでしょう。
実況解説で得意なパンチは左アッパーと伝えられましたが、まさにその通り左アッパーがスムーズで得意なように見えました。
今回もその左アッパーでぐらつかせたシーンもあり、最後はアッパー、フックの連打で仕留めています。
距離が遠すぎてアメド選手のパンチが当たる気配すらありませんでした。
パンチをもらったらすぐ倒れそうに思ってしまうぐらい細身ですが、そもそも入り込めるかどうかという問題があるので、かなり曲者の王者になることでしょう。
弟チャーロと対戦すると右フックで吹っ飛ばされそうですが、ひょっとすると左アッパーが当たってビッグアップセットとなる可能性もあるので、要注目ですね!
で、この試合を見ていて気になったのが、もうすぐ行われるカネロVSカラムスミスのこと。
その注目ポイントである体格差についてなんですが、カラムスミス選手とカネロ選手では、191㎝と175㎝で身長差16㎝あるんですよね。
今回のフンドラvsアメドの場合は、14㎝差。
つまり、カネロvsカラムスミスの方が、身長差はひらいてるんです!
めちゃくちゃ身長差あって大人子どものように感じたこの試合よりも、差があるというのです!笑
フンドラvsアメドは左構えvs右構えだったこと、フンドラ選手が以上に細く感じたことから余計に身長差を感じたのかもしれませんが、それでも改めて無視できない数字です。
カネロvsカラムスミスでは、今回ぐらいの身長差の戦いが見れると思うと、ますますカネロ選手の接近戦への持ち込み方に注目で楽しみですね。
以上。
年末までの楽しいボクシングがもうすぐ終わりますが、来年のビッグマッチのスケジュールはまだ決まらないんですかね。。コロナで読めないからもう少し待つしかないかもな。
ではでは。