契約面で最近色々あった現役No.1のドル箱スターカネロ。
とりあえずカネロはライバル不足よなー。ウェルターとかヘビーぐらいあったらいいのにね
— インディー (@k_indiiii) 2020年11月8日
カネロがフリーエージェント 12月プラント戦? <br/>DAZN&GBPと決別 デラホーヤ氏は和解強調 https://t.co/fbSZKl3Pxq #boxingnews.jp #ボクシングニュース
おお!!思った以上にこの対決早かったなー🤔 https://t.co/Sy4BSQl3c0
— インディー (@k_indiiii) 2020年11月9日
久々にDAZN契約ですかねっ! https://t.co/kRc8UXeD6K
— インディー (@k_indiiii) 2020年11月18日
少しケイレブ・プラント選手と戦うとの話もありましたが、以前倒したリアム・スミス選手の弟カラム・スミス選手と戦うことが決定しましたので予想していきます!
(動画でも語りましたのでよかったら。)
12/20 サウル・"カネロ"・アルバレス VS カラム・スミス inサンアントニオ(アラモドーム)
※変更の可能性あり
(引用元:いろんなとこで使われている写真より)
1.基本データ比較
○選手情報
サウル・カネロ・アルバレス
https://boxrec.com/en/proboxer/348759
カラム・スミス
https://boxrec.com/en/proboxer/631178
・攻撃力について
難しいところですね。
まず共通して印象にあるのは、カウンターの上手さです。
上にも下にもカウンターが打てるカネロ選手、右の打ち終わりに左フックを打ち込むスミス選手。両選手ともカウンターで相手を倒すシーンが多いです。ここに優劣はありません。
ただ、1発のパンチ力はカネロ選手ですから、攻撃力ではカネロ選手少し有利ということにしておきます笑。
・ディフェンス力について
両選手とも上手いです。
ボディワークとガードのカネロ選手、ガードと足のスミス選手、て感じです。
ボディワークでよけるのは目立つので、若干カネロ選手かなーと思っています。
・スピードについて
カネロ選手です。
パンチのスピードは特に速いです。
・体力について
ここが今回1番の重要比較ポイントです。
フィジカル面、タフ面、スタミナ面で比較してみます。
1番違いがわかるフィジカルでは、簡単に言うと、小さくてがっしりしているのがカネロ、身長リーチが大きいのがスミス、となります。
普通に考えると、身長リーチでとても有利なスミス選手に分があるでしょう。
身長で191センチ、リーチで198センチなんて、もはやヘビー級です笑。カネロの前戦のコバレフ選手でもこんなにデカくありませんでした。(身長183センチ、リーチ184センチ)
もはや大人と子ども。カネロ選手がゴツいからといっても、身長で約20センチ高いスミス選手がフィジカルは有利となります。
一方のタフさでは、カネロ選手だと思います。
これまでのカネロ選手の試合感想で何回も言ってきましたが、カネロ選手のタフさは異常です。ゴロフキン選手やコバレフ選手にパンチをもらっても耐え抜きましたからね。ディフェンスの良さもあると思いますが、この面からも接近戦での強さに結びつくんだと思います。
スミス選手のタフさをあまりよくわからないっていうのもあるんですけどね笑。
スタミナ面に関しては、カネロ選手いつも後半ガス欠になるので、スミス選手だと思います。
・他
人気抜群のカネロ選手ですが、今回は会場の集客が制限されることもあり、あまりカネロ選手は目立たないかもしれませんね。
ちょっとパンチ打つだけで歓声があがり、かつパンチも派手であることから、いつもジャッジの印象を勝ち取ってきたカネロ選手には少し不利に働くでしょう。
あとは、以前カネロ選手に敗れたリアム・スミス選手と、カラム・スミス選手は、兄弟なので、今回のカラム・スミス選手はかなりモチベーション上がってるだろうってことぐらいですかね。
逆に、その血のつながりをカネロ選手も戦いながら感じていると面白いですが、、笑
総合すると、カネロ有利なスペックが多いですが、1番の問題である身長リーチ差で完全有利となるスミス選手には、それ以外のスペック全てを活かすぐらいでないと、立ち向かえないでしょう。
2.予想展開
注目ポイントは、
ポイント①:カネロ接近戦に持ち込めるか!?
ポイント②:スミスはカネロがバテる後半攻め込めるか!?
となります。
ポイント①は非常に見ものです。
接近戦になるのか、距離をとって戦えるのかは、両選手にとって非常に影響します。
もちろん、接近戦に持ち込みたいのはカネロ選手、距離をとって出入りしたいのはスミス選手です。
身長リーチでかなり劣るカネロ選手は、大得意の接近戦に持ち込むしか、戦法としてはあり得ないでしょう。少なくとも下がることはしないはずです。
コバレフ戦のように、ガードを上げ、最低限致命打をもらわない程度にグイッと前に出て、攻めればボディ、カウンターでもボディぐらい、腹から攻めていくでしょうね。身長差がある分余計にボディへの攻撃はしやすいと思います。
「カネロ接近戦最強説」を唱えているインディーからすると、そのような展開になった時点で、カネロ勝利は揺るがないと確信しています。
よって、スミス選手は、いつものように「体格を活かしてプレッシャーを最初にかけ、相手が反撃でせめてきたらそこにカウンター」という戦法ではなく、くっついたり離れたりして常に足を使って動きながらアウトボックスするべきでしょう。
カネロ選手のプレッシャーに負け、接近戦勝負で挑むことは絶対避けた方がいいと思います。
そして無事に後半まで残ったら、いつも後半ガス欠になるカネロ選手を仕留めるチャンスです。ポイント②ですね。
後半ならば接近戦での勝負に挑んでも良いと思います。自らの攻勢はもちろん、左フックのカウンターももしかしたら当たってビッグチャンスが生まれるかもしれません。
KOできなくとも、後半しっかり押さえておくことで、前半のポイント次第では、判定勝利もあり得る気がします。
いつもジャッジの印象が良く、判定でめちゃ強いカネロ選手でも、上のデータ比較のところで述べたように、今回はパンチの派手さは変わらないものの観衆の大声援が抑えられてますからね。ちょっとぐらいは影響が出て、判定勝利もおかしく無いと思います。
観客が入っていたとしたら、判定で勝利するのはかなり難しかっただろうとインディーは考えます。ホント、それぐらいカネロ選手の判定で強いんです。過去の試合結果がそれを物語っています。開催がイギリスなら、、話は変わってきますが、長くなるので判定に関しては一旦ここまで笑。
ま、お気に入りかどうかの話は置いておいたとしても、カネロ相手に接近戦を免れるかはかなり至難の業だと思いますので、スミス選手勝つには相当な運動量を必要とするのではないでしょうか。
どちらの展開になるかは、序盤4Rまでにわかるはずです。
3.結論
カネロ7RKO勝利!
やはり接近戦で戦わざるを得なくなって、前半から詰められ、中盤でボディにいいのもらって上か下かどちらかに良いのが入って終了という予想です。
頭の中では、
カネロKO勝利が50%、カネロ判定勝利が35%、スミス勝利15%(判定12%、KO3%)
を可能性として考えています。
おそらく多くのファンもカネロ勝つと思っている気がするので、その予想を裏切るアップセットを起こし、アニキのカタキ打ちを実行できるか、返り討ちにあうのか、当日はDAZNで楽しみに見たいと思います。
ちなみに、カネロ選手のDAZNとの大型契約が終了したけど、試合はまたDAZNで放送っていうこともお知りおきください。別におかしなことではないんですが笑。
(追記12/21)
感想です。
以上。
また後で動画でも更新しますので見ていただけると嬉しいです。
ではでは。
(カネロに関する記事)
(予想動画シリーズ)