WOWOWのハメド特集めちゃ楽しみ!!
— インディー (@k_indiiii) 2020年5月24日
だって、ハメドの試合はYouTubeで見たことあるけど、WOWOW実況解説付きの試合を見たことないからね!
TV情報 エキサイトマッチ 6月はハメド特集から <br/>BS-TBSは千原ジュニアの蘇る名勝負番組 https://t.co/iWxFVyxbRN #boxingnews.jp #ボクシングニュース
6/1にWOWOWエキサイトマッチで放送された「ハメド特集」。
めちゃ面白かったです!
ボクシング興行が無くなって、WOWOWが過去の試合を振り返る特集をし始めてから、1番でした!
特集の主役となったナジーム・ハメドがそれだけ面白いすごい選手だったというのを改めて知りました。
時代を超えても、飽きられることのないパフォーマンスで、映像自体は若干の古さを感じても、変わらない興奮と素晴らしさが伝わってきました。
しかも、WOWOWの実況解説付きで!
そんな放送を見ながら、いろいろ考えたことがあり、妄想したくなりましたので、お伝えしていきたいと思います!
(今回の記事は長いよ〜笑(約7000字))
改めて感じたハメドの特徴
(引用元:Naseem Hamed of Great Britain japs Manuel Calvo during the IBO... ニュース写真 - Getty Images)
元々ハメドのことは、
・ガード上げない
・挑発多い
・入場が派手
・パンチ力すごい
・ステップが綺麗でダンス
という5つの印象が強くあったのですが、この特集でさらに以下の点も加えて印象に残りました。
・打たれ強い
・意外とダウンするので見ていてヒヤヒヤする
・クロフォード以上のスイッチヒッター
・1番の武器はスマッシュアッパー
いつもYouTubeなんかで見る時ってハイライト動画を選ぶし、それはKOシーンとか本人の活躍シーンになるので、「弱み」の部分に気づかないんですよね。
それが今回のWOWOWエキサイトマッチの特集でわかったのが1番よかったです。
見るまではハメドを、今で言うメイウェザーの様な「挑発するけど無敵」感を想像していたんですけど、どうやらそうじゃなかったみたいです。
「挑発するけどやられそうな時もあるけど最後は勝つ」感があったと想像していた方が正しかったのかもしれません。
エキサイトマッチの実況解説の方々がよく「見ていてヒヤヒヤする」とおっしゃっていましたがまさにその通りでした。
意外と倒れるけど、すぐ立ち上がってやり返す。加えて、入場も飽きない、決着もKO。そりゃ注目せざるを得ませんよ。
ファイトマネー、当時ピークで1試合2億円ぐらいだったみたいですが、10億円ぐらいのファイトマネーが少なくない今ならもっと稼いでもおかしくないと思っちゃいます。
また、ファイトスタイルについてですが、よく見ると頻繁にスイッチしていてそこも印象的でした。
そもそもスイッチヒッターとか以前に、スタイルが独特すぎたので、実況解説でもほとんど触れられていません笑。まあ、そうですよね。。
現役最高のスイッチヒッターのクロフォード選手も、「あ、スイッチした!」とはわかるので、スイッチの自然さでは勝てないかもしれません。ハメドはそれすら気づかせないのですから。
後ろの手と足を同時に放って飛び込みながら放つパンチなんか、伝統派空手の順突きの様です。MMAでリョートマチダや堀口恭司選手あたりの空手ベースのMMAファイターはこれよく使います。
さらに、アッパーもジャブとアッパーの中間、スマッシュという感じで独特です。
もう何から何まで、印象に残る、まさに唯一無二の選手だったんだなーという感じがしました。
妄想ボクシング 5試合!
はい!ではここからは妄想ボクシングタイムです!笑
ハメドが活躍した時代に、残念ながら共存することのなかった、現代のボクサー(主に2000年以降に活躍したフェザー級付近の選手)の中から、特に有名な選手たちをピックアップして、もしも実現したら、どっちが勝つだろうか、どんな試合になるだろうか、、、と妄想していきたいと思います。
最近、ボクシング誌などでもこういった特集多いですよね!
今月もこれが続くとは、、面白い、、!
— インディー (@k_indiiii) 2020年5月17日
でも僕はこれを辛口評価する増田さんの記事も読み応え、、!#ボクシングマガジン pic.twitter.com/cLJ2mZYkCx
僕も便乗します笑。個人の戯言としてですがね!
vsフロイド・メイウェザー
まずはインディー大好きメイウェザーとの対戦です!
メイウェザーはSフェザー級から始まったからフェザー級メインのハメドとは無理じゃね?と思いましたが、、まあ、面白そうだからいっか!ということで妄想してみたので、細かいことはご了承ください。
設定:王者統一戦
まず、入場。
メイウェザーの入場もまあまあ目立つが、さすがにハメドの過去の派手さには勝てず、ということで、最初はメイウェザーがまあまあ目立つ感じで入場し、それを上回る派手さでハメドが入場。
そしてハメドリングイン後はリング上でチュウしちゃうぐらいのメンチを切る両者。
いざゴング。
1Rから右フックで飛び込み、ガンガンに攻めていくハメド。それをジャブとガードでじっくり様子みるメイウェザー。
2Rまで、それが続き、若干ついていくのに必死な様子のメイウェザー。パンチ力、勢いを感じて打ち合いは避ける。ポイントはハメドが優勢に。時々スマッシュアッパーもヒット!ただ、メイウェザーのディフェンス技術に致命傷までは至らず。
3R中盤から、ガードを固めて徐々に距離を詰め、ボディ中心にメイウェザーが攻め始める。それを得意のステップでかわしていき手数でポイントを稼ぐハメド。
4R、ポイント的にはハメドだが流れが明らかに変わる。メイウェザーは自分がもらわずに当たる時しか攻めず、あとは守りに徹するため、ハメドは打ち合いに持っていけない。地味に当てるボディと右ストレート、そしてスピードをハメドは体感させられてきた。
そして5R以降。完全に動きを読み始めたメイウェザーが、明らかに攻防分離させて、クリーンヒットを放ち始める。ハメドも打ち返すが、序盤に当たっていたスマッシュも全て読まれ、いつも以上に真剣な表情へ。
終盤、気づけばメイウェザーのペース。しかし、KOは狙わない。ハメドも挑発を続けるも、糸口を掴めず。しまいには、メイウェザーの方も挑発し始めた最終ラウンド。
結果は116−112か115−112あたりの採点でメイウェザー判定勝利3−0。
ハメドもメイウェザーを称え、メイウェザーも相手を称えて、会場もまあまあ満足で試合終了。
と、こうなりました!
上の展開、気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、完全にある試合をイメージして妄想しています。
そう「メイウェザーVSジュダー」戦です!
さすがにこの対応力を見せられたら、ハメドといえども、メイウェザーの攻略は難しいんじゃないかと、やっぱり思いました。
僕がメイウェザー好きじゃなくても、そう思っていたでしょう。
入場から試合全体の内容まで、特に玄人が好む試合になると考えます。
vsマニー・パッキャオ
次は、アジアの英雄、パックマンです!
だれが想像しても面白い試合になるでしょう!
しかし、決着の予想は難しかったです。。
設定:王者ハメド、挑戦者パッキャオ
パッキャオが先にリングインし、いつも通り派手な入場のハメド。
1Rからお互いに打ち合い!ハメドのスマッシュに、パッキャオの右フックがヒット!ポイントは互換。
2Rには、パッキャオの右フックがヒット!続く連打でハメドがダウン!しかし、すぐ立ち再開。
なおも打ち合いが続く中、ハメドの飛び込んでの右フックがヒットしグラつくパッキャオ。ハメドが攻め込む中、ゴング。ダウン1つあったのでパッキャオ10-8になるだろうが、10-9のジャッジもいるはず。
会場大興奮の中迎えた、3R。
パッキャオのワンツーがヒットしハメドまたダウン!パッキャオはここが勝負と見て、さらに攻め込む。ハメドも応戦。しかし、身体をそらしすぎたところに、パッキャオの踏み込んだ連打がヒット!ダウン!意外とダメージが深そうなハメド。しかし立ち上がり立ち向かうがクリンチなど防戦一方。たまらず陣営がタオル投入でストップ!!
パッキャオ3R2分49秒でTKO勝利!
会場大興奮の中閉幕。王座交代。
と、このように終始大興奮で終わるでしょう!
パッキャオ勝利になりましたが、ハメドが勝つとしてもKOです。しかも前半です!
結局は、パッキャオの手数と踏み込みが、ハメドのあの避け方を攻略する確率が高いとしました。
ああ、これは本当に見てみたかった、、!!
vsワシル・ロマチェンコ
現在最高のスキルをもつロマチェンコとの対戦も想像してみました!
設定:王座統一戦
入場は、やはり、ハメドが後で盛り上げる。
試合が始まり、ハメドは積極的に攻めるも、ロマチェンコはガードしながら足で相手の動きをみる。1Rは手数でハメド。
2R、ロマチェンコが徐々に距離を詰めて動き出す。しかし、ハメドのパンチ力、意外性を察知して深追いはしない。ハメドは挑発。ハメドのパンチはロマチェンコのガードの上で、ジャブなどの軽いヒットの数はロマチェンコということで、若干ロマチェンコのポイント寄りか。
続く3R、動きが掴めてきたのか、ロマチェンコの手数が増えパワーパンチもヒットし始める。しかし深追いはしない(ここはメイウェザー同様の作戦にも見える)。ハメドが自分のパンチを読まれ始めだんだんやりにくそうに見える。
5Rまではそんな感じで、ロマチェンコ。このままロマチェンコ勝ちのペースか?と予感させながら、迎えた6R。
攻めてきたロマチェンコの一瞬を狙って右ストレート!ロマチェンコダウン!しかも結構効いている。ハメドはここが勝負とばかりに攻めたててもう一度ダウン!いつ止めてもおかしくない状態で再開したが、最後は良いのをもう1発入れてロマチェンコのアゴが上がったところでレフリーストップ!
ハメドの逆転TKO勝利!6R2分13秒。
試合後、インタビューで再戦を要求するロマチェンコとそれを軽く承諾するハメド。次戦に期待!
ということで、まさかのハメド逆転TKO勝利でした!
最初はメイウェザーとの妄想試合の様になるかなーと妄想しましたが、ロマチェンコがリナレス戦で右ストレートもらってダウンしたシーンが頭をよぎり、これがハメドだったとしても十分起こりえて大きなダメージも与えていただろうと思ったため、その可能性を優先しました。
逆にその一瞬を付けなければ、判定でロマチェンコ、もしくはロマチェンコ勝ちとなるでしょう。
そして、再戦が続き、、もしかしたら、ライバル同士になっていたのかも、、、!?
vsギジェルモ・リゴンドー
続いては、これまたサイボーグ的な完璧ボクサーリゴンドーです!
設定:王者ハメド、挑戦者リゴンドー
いつもの如く派手に入場するハメド。
1Rから、ハメドはヘラヘラして挑発やフックアッパー系のパンチを振り回す。リゴンドーは冷静に構えてカウンターなどの機を見るが、若干の怒りも感じさせる。
今日のハメドは調子が良さそう。と思った時に、オーソドックスの構えで前にでたハメドにリゴンドーの左ストレートがヒット!ハメドダウン!しかしすぐ立ち上がり再開。リゴンドー、怒り爆発で攻める!しかし、そうくるとハメドの土俵。ハメドも打ち返しながら、接近時に左フックをもらってダウン!ダメージはそこまで深くない。これで五分となり、再開の合図がなったところで、1R目のゴング。
意外な展開に湧き上がる会場。
2R目が始まり、序盤は落ち着きを取り戻したリゴンドーが距離をとって静かな始まり。ハメドは前に出る。やはり調子がいいのか、リゴンドーのカウンターを恐れることは無い様子。
さすがにリゴンドーも応戦せざるをえなくなって、結局打ち合いに。ハメドはもらっても倒れない。リゴンドーもギリギリのところで急所をずらす。一旦クリンチ。
しかし、このクリンチの攻防で放ったハメドの左ショートがリゴンドーにヒットしぐらつく!そこに追い討ち、左右左の3連打で、リゴンドーダウン!ダメージかなり深い!ギリギリ立ち上がるがレフリーが10カウントをコール!
ハメドの衝撃的なKO勝利(2R2分30秒)で防衛成功!
そうです。まさかのリゴンドーがKO負けしちゃうのです、、!
上にはハメドの調子も良かったという状況にしていますが、相性的にもリゴンドーはハメドを苦手とすると予想します。
そもそもリゴンドーはサウスポーが苦手ではないかと思っていますし、ハメドはリゴンドーのあの見るからに狙っているカウンターの構えに臆しない気がするからです。
意外とダーティっぽいこともできるリゴンドーですから、ハメドの挑発に怒って、反則を犯すかな?というパターンも一つ妄想してしまいました。
vs井上尚弥
最後は、日本の宝、井上VSハメドです!
身長が164㎝同士なので、あり得ますよね!?
設定:王者決定戦
入場はハメドが後。いつも通り派手な入場。
1Rお互いに手数を出す。さっそく打ち合いか?と思われたが、両者とも相手のパンチを警戒して、クリーンヒットは見られず。ポイントは五分。
2R。1R同様、手数は出るがパンチはヒットしない展開が続く。と、リングを背にして右へ回ろうとしたところに井上の軽く打った左フックがヒット!ハメドぐらつく!
井上は敢えて慎重に。しかし手数は増え、前に出るシーンが増えた井上。前に出ながらの打ち合いに、会場も盛り上がってきたところで、意外にもハメドの左フックがカウンターでヒット!井上、初のダウン!フラッシュダウンでダメージは深くないが、ハメドはすかさず攻めてくる!井上も応戦!
ラスト10秒、今度は井上の左フックがハメドを捉えてぐらつく!ここでラウンド終了。会場は大盛り上がり!
期待が高まる中始まった3R。互いのパンチ力を知ってしまったからか、意外にも激しい打ち合いにはならず、1Rの様なテクニカルな打ち合いへ。
中盤から終盤にかけて、3Rの様な展開が続く。ハメドの挑発にも笑ってスルーする井上。前にでながらパンチを当てる井上と回ってパンチを当てるハメド。
意外にも最終12Rを迎えることに。両選手ともまだ体力はギリある様子で、それを使い切るために全力で打ち合う。互いに互いのパンチ力に慣れたのか、ディフェンス無しでパンチを放つ!右も左も、ストレートもフックもアッパーも放つ!結局、両者とも倒れることないまま試合終了。
判定は114−113、113−114、114−114(←2Rは井上のダウンで10−8ではなく10−9にしたため)の、1−1で引き分け!
再戦が期待される試合となって、激闘は終了。
はい、まさかの引き分けです!
今回の妄想5試合の中で1番のパンチ力対決となりましたが、意外にも判定へ、そしてドローになると考えました!
互いに序盤にパンチ力を実感し、警戒して技術戦になってしまったという展開です。再戦となると、これまた難しいですね。。
ただ、間違いなく、何度戦っても面白い試合になることは間違い無いでしょう!
その他
そのほかにも、活躍するフェザー級付近の現役選手たち、デービス、ナバレッテ、サンタクルス、フランプトン、マイキー、ベルチェルト、ラッセルとの対戦も考えましたが、さすがにこれはハメドの勝利確実かなーと思ったので、取り上げないことにしました。
デービス、サンタクルス、ベルチェルト、あたりは、ギリギリの良い試合すると思いますけどね。
妄想は一旦ここまでです!笑
今回妄想してみて考えたことは、ハメドはどの試合でも確実に熱い試合にはなるんだろうなってことです!
妄想して書きながら、勝っても負けても全部3R以内決着ってのもありなんじゃ無いかと思ったぐらいです笑。
何度もいいますが、リアルタイムで見たかったですね。。(私インディーが生まれてすぐに活躍していた選手なのでどうしても仕方ない。。)
たぶんリアルタイムで見ていたら、キャリアの後半の方はヒヤヒヤしながら勝つのを期待してハメドを応援していたでしょう、確実に。
以上。
久々のボクシング記事、しかも妄想するだけ!楽しかったです!笑
WOWOWエキサイトマッチさん、放送していただきありがとうございました。
6月は今後、今のヘビー級特集や、クロフォード特集をするみたいです。
一応そのタイミングも狙って(笑)、知らない方々のために、150秒の選手紹介動画も作ったつもりなので、良かったら見てください。
こういうシリーズを勝手に作らせてもらいながらジョシュアのチャンネル見つけた。日本のボクサーも自分のYouTubeチャンネルで過去の試合流しちゃえばいいのにと思ってる。メディアとの関係はあるだろうが、与える価値は同じ。
— インディー (@k_indiiii) 2020年5月26日
150秒で、アンソニー・ジョシュアを紹介してみた https://t.co/JQQAqEqxf2 pic.twitter.com/XaIU4f2Xc5
(ジョシュアとワイルダーはYouTubeで!)
ま、僕の様なブログを読んでくださってる人は、こんな選手たちは余裕で知ってるか。。ブログで紹介することじゃ無いですね笑。
ではでは。