イズラエル・アデサニヤ VS ヨエル・ロメロ
(引用元:Israel Adesanya reacts to a punch from Yoel Romero in a Adesanya... ニュース写真 - Getty Images)
◯結果
・「アデサニヤ判定勝利」3−0(49−46 ×1、48−47 ×2)
・インディー採点「48−47」
(参照ページ↓)
<結果・データ>
UFC 248:アデサニヤがロメロに完勝 | UFC JAPAN
イズラエル・アデサニヤ vs. ヨエル・ロメロ | UFC JAPAN
ADESANYA vs ROMERO - Voici la carte des scores officiels - Boxemag.com | © - 2020
まあ、残念な試合でしたね。
ファンはみなそう思ったことでしょう。
実にアクションの少ない試合だったわけですから。
両選手とも派手なKOイメージや風貌があっただけに特にです。
技術戦なら技術戦なりに、美しいハイライトシーンがあれば面白かったのですが、そうでも無く。。
終始カウンターを警戒し合ってしまった試合でした。
まあ、お互いカウンター狙いがプンプンしてたので、しょうがないといってしまえばそこまでなんですけどね。
印象的なシーンは、1Rにロメロ選手が左目にヒットさせた左オーバーハンド、アデサニヤ選手がヒットさせ続けた左ローキックぐらいですね。
ホントに、それだけ。
あとは特徴的な始まりのまま、アクション少なく終わった試合。これで説明がつくでしょう。
ボクシングで言うなら、リゴンドー選手が完封した試合のような感じです。
いや、魅力的なダウンシーンがなかったと言う点ではそれよりも静かだったかもしれません。
個人的な採点結果は、上にある通り、ロメロ選手を支持しました。
2,4Rは微妙だなーと思ったものの、採点してたら結果がそうなってました。
正直、どっちでもいいですけどね笑。公式結果が逆でも同様に思っていたことでしょう。
採点にこだわりたいインディーも「どっちでもよくね?」ってなったのは久々です。
・なぜそういうインタビューになる?
ということで、特に内容をいう必要のない試合だったことはわかりましたが、意外だったのが試合後のインタビュー。
両選手ともに、塩試合だったことには触れず、自分の勝利アピールのみでした。
しかも、ロメロ選手に限っては、「こういう退屈な試合になったのはあいつが攻めなかったからだ!」と、まるで自分が被害者かなような言いっぷりでおさまりませんでした。
試合見たら、ロメロ選手から手を出し始めたのはようやく3Rぐらいからだったはずなんですけどねぇ。挑戦者なのに。。ドローなら王者になれないのに。。
アデサニヤ選手にしたって、それだけ足にダメージ与えたと思うならもう少しそこ攻めて欲しかったですし、ユニークな動き見たかったです。危うくもしかしたら負けるところじゃなかったんですか、、?
とりあえず、選手ご自身もストレスたっぷりなのかもしれませんが、見る側、いわゆるお客さんも多くはストレスは抱えているはずなので、最後までプロとしての振る舞いは見せてほしかったという気持ちになっちゃいます。
見る側の人には、別に他の仕事でプロとしているわけですから、格闘技の試合はお客さん目線で見てしまうのは当然です。
うーん、自分が相手の立場だったら、という視点は大事ですね。
いやいやだからこそ今回はそういうことをわかってあげたいけど、そうならない的な、ね。ある意味勉強になります。。
しかし、今回のロメロ選手に限らず、ボクシングではリゴンドー選手やララ選手など、キューバの格闘家は、どうもお客さんを喜ばせようという視点が見えない気がするのですが、僕だけでしょうか、、?
なんでだろう。五輪競技は強いのに。
まだいい感じなのは、ボクシングならルイス・オルティス選手、ガンボア選手ぐらいかな。
以上。
セミの女子のタイトルマッチ良かったな。
ジャン・ウェイリー選手、ホント、コロナウイルスのなか、中国初のチャンピオンとして凄かったです。
そして次回のUFC249、ヌルマゴメドフVSファーガソン、楽しみ!
もちろん、ファーガソンがぶちかましてくれるだろうという期待の元にね!笑
ではでは。