以前最高の試合を見せたワイルダーVSオルティスの再戦が行われました!
今回はまた変わったすごい結果となりました。
デオンティ・ワイルダー VS ルイス・オルティス Ⅱ
(引用元:Deontay Wilder knocks out Luis Ortiz in the seventh round of their... ニュース写真 - Getty Images)
◯結果
・「ワイルダーKO勝利」7R2分51秒
・インディー採点(6Rまで)
(前半は敗者にフルマーク!)
予想では、
(1)ワイルダーが前半から暴れてKO!
(2)ワイルダーが後半、吹っ切れたように暴れてKO!
(3)オルティスがカウンターを決めてKO!
(4)判定決着(この場合、6:4でオルティス有利とみる)
(5)ワイルダーがカウンターを決めてKO!
のパターンのいずれかだと思っていたのですが、これまた違った展開での決着となりました。
結果は、
「ワイルダーが狙いすましてKO!」
だったのです!
(5)のパターンに近いかもしれませんが、カウンターとは違う気がします。
第1戦目の5Rで見せたような、ガードの間を撃ち抜くコンパクトな右ストレートで奪ったダウンとほぼ同じパンチでした。
上の写真はその時の写真です。
前回はダウンレベルのダメージだったのですが、今回はそれより強力なKOレベルのダメージを与えてしまいました。
アジャスト力に脱帽です。。
試合自体は、一見シンプルな展開でした。オルティス選手が攻める、ワイルダー選手が様子見るという展開です。
第1戦目の立ち上がりのより静かなバージョンといった感じでした。特にワイルダー選手の方が大人しかったです。
しかし、そこには、本人たちにしかわからない細かい駆け引きが凝縮されていました。
どんな駆け引きかはわかりませんが、その事実だけは、我々ファンにも伝わってきました。
わかるとしたら、「お互いカウンターは狙ってるな、、」とか「攻めすぎないようにしてるな、、」とかぐらいです。
そんな中で後半戦に差し掛かり、ワイルダー選手がようやく右ストレートを伸ばし始め、試合も動き出した様子の7R。
その刹那のKO決着でした。
ホントに急に起こりました。
やっぱ何か狙ってたんだな、とこの時誰もが思ったことでしょう。
ただ、インディー採点を見てもわかる通り、前半見事すぎるぐらいにワイルダー選手が何もしなかったので、「ホントに駆け引きしてんの?」って不安になる場面もありました。
表情も、笑っていたり、怖かったりするいつもの感じではなく、何か他のことを考えているような見たことない表情をしていたのでそこも気になっていました。
ところがそんな心配も無用だったということです。
勝者インタビューで、足や身体のポジション、タイミング、パンチの角度、など色々なことをちゃんと見ていたと教えてくれましたね。
暴れん坊ファイターのイメージありますが、クレバーです。だから僕もワイルダー選手のタイプは「ボクサーファイター型」にしています。
オルティス選手というこれだけのテクニシャンにテクニックでも上回れるんですから、改めて次元の高さを実感します。
ちなみに、私インディーは、妄想癖が少しあるので、試合中、
[https://twitter.com/k_indiiii/status/1198571800319295488:embed#狙ってたのはわかるけど、友人だったからこそ、半分まで躊躇していたのかな?という深読みまでしてしまった。ワイルダーが右一発KO WBCヘビー級王座V10
オルティスまたしても善戦及ばず… https://t.co/1RmMF2eEWh]
ということまで考えてしまいましたよ笑。
真相やいかに。。
次回からもワイルダータイムが発動しなかったら、何か考えているんだなって、さらに深読みして楽しんで見たいと思います。
以上。
次回はジョシュアVSルイスの方の再戦ですね。気になります。
【試合予想】(再戦)12/8アンソニー・ジョシュアVSアンディ・ルイスⅡ - インディーは考えた!
ところで、リングアナウンサーのジミー・レノンJrさんは、いつからリングコールが「イーーーッツショーターーイム」ではなくなったんですかね。。
以前、村田VSブラントの再戦を見たときぐらいから気になってましたが。。
特に理由とかないのかな?
ではでは。