なぜ木曜日?笑
— インディー (@k_indiiii) August 6, 2019
平日休みの僕からしたらありがたいけど、興行的にどうなん?笑 https://t.co/2rvtqS4XwX
ホントにこの日程で決まったんだ、、!
— インディー (@k_indiiii) August 8, 2019
井上尚弥vsドネア 11.7さいたまSA WBSS正式発表 https://t.co/jwzqLtnd78 #boxingnews.jp #ボクシングニュース
試合予想
11/7 井上尚弥 VS ノニト・ドネア inさいたまスーパーアリーナ
(引用元:Naoya Inoue of Japan , is congratulated by his opponent for the final... ニュース写真 - Getty Images)
1.選手データ比較
共に1発で試合を終わらすことができるパンチを持っています。
右でも左でも強力ですが、井上選手、ドネア選手といえば、やはり左フックでしょう。しかもカウンターのそれはタイミング、威力、迫力が抜群です。
ディフェンスに関しては、井上選手の方が上でしょう。
ディフェンスというより、反応速度、動きのキレといった方がいいかもしれませんね。
井上選手が絶頂期でばりばりクイックな動きと見切りを見せている一方で、ドネア選手は衰退期に入ってしまい、動きのキレとパンチへの反応が鈍くなってしまっています。特に、パンチの反応具合は顕著です。
両選手のピーク時期が違うこともあって、ここにはかなり差があります。
意外だったのはそこまで身長差が無いことです。
(引用元:Naoya Inoue of Japan , is congratulated by his opponent for the final... ニュース写真 - Getty Images)
数字の上では4㎝差しかありません。向かい合った感じもそこまで、身長差を感じませんでした。
おそらく体力差も変わらないでしょう。
スピードはすべての面で井上選手有利です。
ハンドスピードが少し近いかなってぐらいです。
まあ、いろいろ書かなくても、すべてのスペックにおいて井上選手が有利ということは誰が見てもわかると思います。
その点、逆に「勝って当たり前」のプレッシャーはあると思いますので、気になるとしたらメンタル面だけですね。
まあそこも前回スランプを乗り越えてのグラスゴーでの結果だったので問題はなさそうですが。(と、こういうファンの考えが結局更なるプレッシャーになるんでしょうけどね笑)
ドネア選手にとって、勝っているところは身長のみ、左フックが同レベルってところなので、かなり厳しいですね。
しかし、WBSSでは運も味方につけて、好調な仕上がりを見せており、ある意味での勢いがあります。
差はあるにしても、1発を持っているもの同士、互いに油断はならないでしょう。
2.予想する試合展開
井上選手がぽんぽん手数を出していき、ドネア選手はそれにカウンターを合わせようとする展開は誰もが想像できるでしょう。
手は出さないけどプレッシャーをかけるのはドネア選手でしょう。相手が手を出してきたときに、左フックなり右ストレートなりをカウンターで大きいので打ち込んで終わらせたい、っていういつもの戦法です。
ただ、井上選手もカウンターの名人なので、そのカウンターを読んで、避ける、もしくは、それにカウンターを合わせるとかするでしょうね。
よっぽどドネア選手がシャープなカウンターを打ってこない限り、井上選手がもらうことは考えられません。
なので、①井上選手が先に自分のパンチを当ててKOする、か、②井上選手がカウンターを合わせてKOする、か、③ドネア選手が奇跡的に左フックのカウンターを当ててKOするか、というのが僕の予想です。
①が40%、②が45%、③が10%です。
残りの5%は井上選手判定勝利です。が、なんとなく、判定まではいかないと思います。
やっぱ、両選手ともKO決着のイメージがついちゃいましたからね。
井上選手は問題なく勝てそうなんで、いつも通りか、手数を少し増やすぐらいで、戦法を変える必要はないと思うんですけど、ドネア選手はやはり変えるべきだと思います。簡単に言うと、自分から打つべしってやつです。
これいつもドネア選手のこと書くときにいってるのですが、ドネア選手は手数が少なすぎです。強力な1発に頼りすぎてるんです。たぶん最近のドネア選手の試合みてる人は誰もが思ってます。
ところが、いつまでも、負けても、このスタイルを変えません。これがもう面白いぐらいに貫いてるんです笑。おそらくここまでくると身体に染みついてしまって変えられなくなったという方が正しいでしょう。
狙いすぎのカウンターはほとんどの選手に当たらなくなっています。だから、井上選手レベルならほぼ当たらないとみています。
上の予想はそう考えた上での割合です。
ジャブでもワンツーでもフックでも自分から出す数を増やさなければ、当たるもんも当たりません。井上選手なんかにはすぐペース持ってかれます。今まで通り待ってると、今回はすぐやられるでしょう。
とはいえ、パンチ力だけは健在ですから、たとえどんなスタイルになっても、いつかどこかでっていう期待を持たせてくれるのはとても強みです。
今回は両選手ともそうなので、目だけは離せません。
なんか、大勢の方が予想しているのとあんまり変わらない内容になっちゃいましたね。。
まあ、仕方ないか笑。
ただ、個人的に期待してる具体的なシーンは他の人とちょっと違うかもしれません。
それは、ドネア選手お得意の相手の右ストレートに左フックをかぶせるカウンター(モンティエルの頭蓋骨を陥没させたあのパンチです!)に井上選手がどう対応するか、というところです。
カウンターになるより先に井上選手が右ストレートを当てる、もしくは、それを読んで、右の後に超素早く左フックを返して、左フック同士のカウンターを取る、などができたらめっちゃ興奮しますね。
そんなの見せられたら、それでKOにならなくても、その時点で、井上選手の勝ちは決まったもんでしょう。僕はそう思っています。
3.結論
井上尚弥、2R KO勝利 です。
結局、井上選手がぼーっと待ってるドネア選手に積極的に打ち込んでき、そのままカウンターか何かをヒットさせて倒すんだと思います。大方の予想と、僕も同じです。
しかし、最近のインディー予想は、サーマン勝利と予想したり、ブラント勝利と予想したり、と外しまくってますからねぇ。
ドネア選手のWBSSの調子と合わせて、超番狂わせが起こるかもしれません。ジョシュアVSルイスのような番狂わせが平気で起こるのがボクシングですから、ありえるっちゃあり得ますね。
・その他
日本開催は決まりましたが、放送はどこなんでしょうねぇ。
WOWOWでしょうか?フジでしょうか?それとも、DAZNでしょうか?
個人的には、DAZNだけはやめてほしいと思います。通信がクソだからです。遅いし、普通にフリーズしますからね。
それ以外なら、基本はどちらでも構いませんが、実況解説の方々が、高柳さんジョーさん浜田さんだという前提ならWOWOWがいいです。CMもありませんし。
しかし、有料放送のWOWOWだと日本国民全員に井上選手のすごさを知ってもらえないという点で、若干デメリットです。
まあでも、井上選手の知名度が高くなったおかげで、アホなニュースなんかも増えてきてる様子なので、敢えてボクシングに興味ある人だけに放送できるWOWOWの方が、本人やブランディング的にもいいかもしれません。
インディー的には、井上選手は海外・アメリカを中心に試合を行ったり、マーケティングしていったりした方が成功すると思います。日本では知らないけど、海外では知られているアーティスト的な存在にした方がいいということです。
すでに世界のボクシング界から評価を得てますし、正直今の日本で認知獲得をはかって儲けようとしても限界が見えています。日本はボクシングのターゲット層が狭すぎるし、チケット代が高いと感じてる人が多いからです。
全盛期のPRIDEやK−1ぐらいの格闘技ブームや、KID、魔裟斗、亀田興毅ほどの人気やカリスマ性があれば別ですが、今の格闘技の雰囲気的にもキャラ的にもそうなるにはもっともっとかなりの時間がかかります。
だから、今回の試合を無事に終えたら、日本はもう無視して、海外で活躍するスターへと目指していくことを今後は期待しています。幸い、バンタム級〜フェザー級あたりは選手層が厚いですから。
また、まだ確定ではありませんが、現地観戦する予定ですので、当日の会場の雰囲気も楽しみにしたいと思います。年齢層や男女比も見てきます。さすがに、前の村田選手のエディオンアリーナ大阪よりは女性が多い気がしていますが、どうなんでしょうか。
といってもあんまり比較できないかもしれませんけどね。
なぜなら、まさかの木曜日開催だから笑。そもそも人集まんのかよ、ってね。
おかげで平日休み多い僕は行きやすくなったんですけど、週末開催が普通のイベントと、年末でも無い今回のおかしな開催曜日を比べてもねぇ、という感じがするわけなのでした。
(追記2019/11/14)
予想以上に面白い試合でした!
以上。
そういえば、井上選手に関する試合予想は初めてですね。
当たるかなー。
ではでは。