不用意にツイッターなんか開くもんじゃないな。。。
— インディー (@k_indiiii) 2019年6月2日
結果見ちまったじゃねーか!!!#仕事終わり#ジョシュア #ルイス
ということで、またしても、録画放送をドキドキ感持って視聴できなかったインディー。。
しかも、今回の様なリアルタイムで見るべき試合こそ、そういうのが大事だったというのに。。
それでも面白いシーンは堪能できたので、感想を書いておこうと思います。
アンソニー・ジョシュア VS アンディ・ルイス
(引用元:Andy Ruiz Jr celebrates his seventh round tko against Anthony Joshua... ニュース写真 - Getty Images)
◯結果
・「ルイスTKO勝利」7R1分27秒
・インディー採点(6Rまで)
全ボクシングファン同様、僕も思いました、、
「まさか!!!!!」って笑。
スーパーアップセットですね!
これによってメキシコ系アメリカ人初のヘビー級王者誕生となるそうです。
本来はジャレル・ミラー選手が王者に挑む予定だったのですが、禁止薬物の陽性反応により、代役として挑戦することになったルイス選手。
人気実力共に兼ね備えたスーパースターと、世界的には無名に近い新挑戦者では、ボクシングファンも期待するわけもなく、賭け率も16対1という状態でした。
それでも、ジョシュア選手のアメリカ初試合ということで、ニューヨーク・マジソンスクエアガーデンの会場には満員のお客さん。
もちろんお目当ては英スター、ジョシュア選手。ルイス選手には、目もくれてなかったわけです。
そんな中で訪れた衝撃の結末!もちろん会場も大歓声!
ここ最近では一番のアップセットではないでしょうか。しかも判定ではなくKOですから印象も抜群。稀に見る大金星です。
挑戦者に賭けた人は、ボロ儲けですね笑。
ルイス選手、本当におめでとうございます。体格と笑顔と喜ぶ姿がとてもチャーミングでした!
一方、敗北しヘビー級トップの座を失ってしまったジョシュア選手。
序盤から、なんとなく表情が疲れている様に感じました。結果知って見たから余計僕が気になっただけかもしれませんが。
1、2Rは、ジョシュア選手がルイス選手から距離をとってジャブでコントロールしながら、攻め時を狙っている様子でした。
体格も大人と子どもぐらい差がありました。2Rまでなら誰もジョシュア選手が負けるなんて思っていなかったと思います。
今思えば、この戦法を続ければよかったのでしょうけど、それはそれで会場からは大ブーイングに違いなかったので、3Rに攻めたのは間違っていないと思います。勝って当たり前、盛り上げてくれて当たり前、という立場はなんとも大変ですね。。
そして迎えた3R。ジョシュア選手が急に接近して、右アッパー左フックという定番のコンビネーションでダウンを奪います。
結果を知った状態で見ていた僕は、「ん?聞いてた結果と違うなー。見間違いか?」と思いました笑。
しかし、事前のニュースは間違っていませんでした。
そこから仕留めにかかったジョシュア選手が、接近戦でごちゃごちゃした最中、またしても右アッパー左フックの左フックを打とうとしたその直後!
ルイス選手の左フックを先にテンプルにもらってしまいました。
ぐらつきながらガードしているところに、当然追い討ちをかける挑戦者ルイス選手は、右オーバーハンドを今度は耳の後ろ(三半規管が集まっていて結構効くところ。UFCではここにもらってKOがよくある。)に当てることができ、逆にダウンを奪い返しました。逆転の瞬間ですね!
この3R終盤にも連打でダウンを奪って迎えた次の4R。まだダメージの残るジョシュア選手に、ゴングが始まるやいなやラッシュをかけるルイス選手でしたが、ここは凌がれ、それ以降距離を取られて休まれてしまいます。
さすがは、クリチコに逆転勝利で勝った男。見ていた人たちもクリチコ戦を覚えているので、「とはいっても、ここから復活して結局防衛するんだろうな。」と思っていた方多いのではないでしょうか
やはり次の5Rには1、2Rの様にジョシュア選手が左でコントロールしました。
ところが、クリチコ戦の様な復活が毎回起こるわけではないのがボクシングの面白いところ。
6R後半に追い込まれて、続く7R。またしても、右のオーバーハンドをもらい、続く連打でダウンを喫したジョシュア選手。
3Rのダウンは今後復活の可能性はあるだろうと思えたのですが、さすがに2回目のこのダメージは痛かったです。「ああ、これはもうヤバいな。。」と、本当に終わっていく気がしました。
3R目のダウン時には見えたはずの笑顔も、さすがにこの時はありませんでした。
まさにこのパンチ!
(引用元:Andy Ruiz Jr punches Anthony Joshua after their IBF/WBA/WBO... ニュース写真 - Getty Images)
レフリーのカウントにもあまり反応していない様子でしたが、続行させてもらいます。しかしダメージは深くまたしても連打でダウンを喫しました。
この時もレフリーの言うこと聞けず、ファイティングポーズすら取らなかったので、レフリーがあえなくストップ。イギリスのドル箱スターの時代が一旦終了しました。
ジョシュア選手はダウンした後の反応がかなり悪いですね。いつもシャキッとしません。落ち着いている様に見せているのか、本当に反応できていないのか。おそらく両方でしょうが、あれではレフリーも止めざるを得ません。いくら動けてもです。
個人的にこのリアクションは見ていてイライラしちゃいます笑。シャキッとせい!って思います。「一応ピンチなんだから必死になれよ!」「やるの?やらんの?どっち!?」って。フューリー選手がワイルダー戦で見せた12Rダウン後に立ち上がろうとした感動の姿とはえらい違いです。
とはいえ、試合後の対応はとても紳士だったのでそこはすごいなって思いました。もしかしたら、プレッシャーから解放されて少しホッとしているのかもしれません。
まだまだヘビー級を盛り上げるには欠かせない存在なので、一度休んでまた復活してきて欲しいですね。
たぶんダイレクトリマッチが組まれそうですが、そうなったら今度こそは無難にジャブで完封してリベンジできるでしょう。
(追記2019/10/18)
やはり組まれました。
・さらに盛り上がるヘビー級!
さて。これによって、ヘビー級のトップ3(ジョシュア、ワイルダー、フューリー)の構図は崩れたわけですが、盛り上がりには欠けないと思っています。
むしろ、新たな役者が出てきて、どんどん盛り上がっていく気がします。
ワイルダー、フューリーを始め、変わらずジョシュア、そしてオルティス、今回のルイス、クルーザー級から狙うウシク、それに続いて、ミラー、ポベトキンなどなど。
見るだけで興奮します。ウェルター級の様です。
さらに、それぞれの相性を考えてるともっと興奮します。
例えば、新王者ルイス選手とフューリー選手が戦ったら絶対フューリー選手がシャットアウトして判定で勝つだろう、とか、ウシク選手のスキルとワイルダー選手のパワーはどちらが制するだろう、とかです。
今回の様に一発で形勢逆転するのも他の階級には無いヘビー級の魅力ですね。
やっぱ、スター選手たちにはライバルがいないと盛り上がりません。
そう考えると、カネロ選手やロマチェンコ選手なんかは、とても惜しくて難しい立場だと思います。
両選手、いや両プロモーターなんかは、ヘビー級のこの状況を羨ましがっていることでしょう。
ちなみに、ジョシュア選手が負け、ヘビー級トップの他2名はこんなコメントを発した様です。
上の記事より、
He wasn’t a true champion. His whole career was consisted of lies, contradictions and gifts.
— Deontay Wilder (@BronzeBomber) June 2, 2019
Facts and now we know who was running from who!!!!#TilThisDay
We have our back and Forth’s but @anthonyfjoshua changed his stars through life. heavyweight boxing, these things happen, rest up, recover, regroup and come again 👊🏼
— TYSON FURY (@Tyson_Fury) June 2, 2019
と。(翻訳は上のサイトを参考にしてみてください。)
なんとも正反対の対応ですね笑。
何れにせよ、こうやってライバルがいれば次につながっていくってことがわかる事例ではないでしょうか。
以上。
久々に番狂わせ見れて面白かったな。
衝撃的な番狂わせといえば、ボクシングよりUFCの方が記憶にあるんですけど、それが今回蘇りました。マクレガーVSアルド、アンデウソンVSワイドマンとかです。あれは衝撃でしたねぇ。
僕の記憶の番狂わせ記事でも書こうかな。。笑
でも最近、ブログには限界が。。笑
あと、DAZNは通信が悪いですね。
遅すぎてまじでイライラしました。インターネットの動画サービスならそこどうにかしろよってね。WOWOWオンデマンドの方がよっぽど早いです笑。
(追記2019/10/18)
ダイレクトリマッチです!
(追記2019/12/08)
全く予想通りのことを実行してしまいました。
ではでは。