試合予想
4/21 テレンス・クロフォード VS アミール・カーン inニューヨーク(マジソン・スクエア・ガーデン)
(引用元:Terence Crawford and Amir Khan face up during a Terence Crawford and... ニュース写真 | Getty Images)
1.比較データ
(Wikipediaを参考にしながらのインディー作)
身長差はありませんが、リーチはやはりクロフォード選手の方が長いです。空間を支配する能力の高いのもクロフォード選手なので、その長い距離で戦うことになりそうです。
共通点を挙げるなら、共に必殺パンチが無いことです。これは悪い意味でいってるのではなく、全てのパンチが強くて仕留めることができるレベルであるという良い意味でいっています。クロフォード選手なんか特にです。
また、両選手ともスピードはあるのですが、その質は違っています。クロフォード選手の方が瞬間のスピード、カーン選手の方が回転のスピードです。
(スピードの質については、過去のいろんな記事で調子乗って語ってますのでどうぞ。。)
異なる質のスピード対決という見方でも楽しめそうです。
2.試合展開予想
序盤から、クロフォード選手の空間に、カーン選手が素早くステップインしての連打を狙うという展開だと思います。
そして、カーン選手の出入りのスピードに最初はクロフォード選手は戸惑うものの、徐々に対応し、後半はペースが逆転するのではないかと思っています。
王者が普通に落ち着いて戦ってれば、そんな感じで優勢な気がするのですが、相性が良いとは言えなさそうです。
というか、ハイパーグラスジョーのカーン選手にとって相性の悪いのはパンチ力ある選手でなんだけどそれにクロフォード選手が当てはまっていない、と言った方が正しいかもしれません。
これが、サーマンVSカーンやスペンスVSカーンなら、相性ははっきりします。
しかし、それらの選手よりもクロフォード選手の方がパンチ力は劣ります。
となると、カーン選手の苦手系統では無くなるので、クロフォード選手も楽ではなくなります。
ガーッと攻めてきた時に、防戦一方ならそのままペースを奪われ続ける可能性は高いです。
多少もらいながらも打ち返すのは必須でしょう。
カーン選手も自分の打たれ弱さはさすがに自覚しているはずなので、攻めすぎずにヒットアンドアウェイを続けると思います。なので、できるだけ入ってきてすぐを打ち返す必要があります。けっこう難しそうですね。
まあ、スマートなクロフォード選手はたぶんそれぐらいわかってるはずなので、そういう事態への対策はしてくるでしょうけど。
どうしてくるかは予想が難しいです。。
が、一つ面白そうな対策を考えてみるとしたら、1発狙いに振り切って戦うってことです。
サーマン選手やスペンス選手ほどではないにしてもパンチ力はちゃんとあるクロフォード選手なので、案外そっちの方が弱点ついてて良い気がします。
しかも、フック系のパンチが良いかと。ダニー・ガルシア選手の左フックにカネロ選手のオーバーハンド気味の右ストレートにマイダナのオーバーハンドと、過去カーン選手が派手に効いたシーンの多くはそれだからです。
クロフォード選手が普通に距離を維持しながら戦うのか、ブンブン丸になるのか、勝手に注目したいと思います笑。
あと、毎回気になるクロフォード選手の構え右か左か問題ですが、やっぱり最近多用してるサウスポーの方じゃないかなーと思います。
カーン選手はサウスポーも苦にしてないので、相手に合わせてサウスポーにするというわけでは無く、ただ単にその方が戦いやすいからという理由でそうなると予想します。
もう今回もずっとサウスポーだったら、比較データも次からサウスポーにしようかな笑。
3.結論
クロフォード選手がロングフック振り回すか、カーン選手が攻めすぎるか、になると予想して、
クロフォード6RKO勝ち
ラウンド数は適当です!笑
上の場合の展開にならなかったらいい勝負で判定までいくと思います。割れる可能性もあるかもしれません。
しかし、なんなんでしょうね、このカーン選手の勝てなさそう感は。具体的に言い表せないから、今回の予想はけっこう難しかったです。
スピード、パンチ力、カウンターが打てて、全然強い選手なのに。。
やっぱ派手な負け方が多くて、その印象が強いからなんでしょうかね。
いつかもらって負けそうっていう。
この感覚、僕だけでは無い、はず、、たぶん。。
(追記2019/4/22)
予想通り!?
以上。
しかし、王者メイウェザーがいなくなり、トップといえる人不在のウェルター級戦国時代はまだまだ続きそうですね。別に戦いを避けているわけでもなさそうなのに、こんなビッグマッチがいくつも出てくるんですから。
むしろ、ウェルター級に一極集中してる感すらあります。
この感じは来年、いや、再来年まで続くでしょう。
ファンとしては、いいことだ!!笑
ではでは。