アンデウソン・シウバ VS イズラエル・アデサニヤ
(引用元:Israel Adesanya of New Zealand attempts to kick Anderson Silva of... ニュース写真 | Getty Images)
◯結果
・「アデサニヤ判定勝利」3−0(29−28 ×1、30−27 ×2)
・インディー採点「アデサニヤ判定勝利」29−28
上昇気流にのっている新鋭と、レジェンドの域に達したベテラン。
もちろん、前者がアデサニヤ選手で、後者がシウバ選手です。
まさに新旧対決と呼ぶにふさわしい対決だったのですが、いざ試合が始まると、互いの若い頃と老いた頃が同時に現れたと言ってもいいぐらい似たスタイルで、新旧中の新旧対決(表現わからなくて、、、笑)となりました。
要するに、同じ人の「新」バージョンと「旧」バージョンということです。
打撃が強く、変則的。目もよく、カウンターが上手い。手足も長い。
違うのは顔ぐらいでした笑。
(以下の試合の時にも、両選手が似ていると感じていた模様。)
試合内容もとても面白かったです。
変則同士の戦いは何が起こるかわからないから面白いですね。
具体的にどれが、とかはありません。動きとかコンビネーションとか、です笑。
スイッチするのはもちろん、ノーガード、スリッピングアウェイでのディフェンス、フェイント、挑発、関節蹴り、変則回し蹴り、バックハンドブロー、足への回し蹴りなどの動きに加えて、モーションがそれぞれ独特です。
ありすぎるので、全部って言っておきましょうか笑。
気になる人は、是非なにかで試合を見てほしいなって思います。
優勢だったのは、「新」のアデサニヤ選手でした。主に、攻勢を仕掛けていたからです。その分、相手に与えるクリーンヒットの数も多くなりました。
ただ、そこまで大きな差は感じませんでした。
ダメージも互いに無かったのではないでしょうか。両選手ともに変則的なので、互いに良い場面ができてもいつカウンターくるかわからないので、深追いしたりラッシュしたりすることはありませんでしたから。
唯一、はっきりと感じたことは、シウバ選手の衰えです。
それはパンチへの反応の悪さから感じました。
特に1R目のアデサニヤ選手のパンチに対して、いつもよくやるスリッピングアウェイ(向かってくるパンチに対して顔をそらしてダメージを抑えるディフェンス)すらできずに反応が遅れてもらっていた時に感じました。
シウバ選手が前蹴り一発でベウフォート選手をKOした時からUFCにハマりだしたのでその印象のままの僕からしたら、「あれ?前ってこんなに反応悪かったっけなぁ。アデサニヤがすごいのか?」と思ったわけです。
しかし、アデサニヤ選手のまっすぐのパンチをもらっていたので、これはシウバ選手の衰えが原因という方が可能性としては高いかもしれません。
6、7年前のトップ選手がすっかり変わってしまい、現実の動きとして今回のようなものも見てしまうと、ちょっと寂しい気もしてしまいますが、アデサニヤ選手みたいに引き継ぐ新鋭もどんどん現れてくるのでまだまだ楽しむことができそうですね。
なんか、今回の試合後の抱き合う様子がバトンを渡しているようにも見えて、良い「新旧対決」見れたなって思いましたとさ。
以上。
え!これ罰金もんだろ笑
— インディー (@k_indiiii) 2019年2月9日
まあ見たいのは、新メインの方やったから、余裕で見るけど。 https://t.co/kbccGWOZ7C
最近のこういうの見ると、何年も前からこういうのが多いのは変わってないんだなってことがわかりました笑。
意外とボクシングの方がこういうの無いんだよな。
まあ、健康第一だけどさ。。
対策が難しいんだろな。
ではでは。