この試合の再戦が、やっぱり行われました。
まさかのKO負けを喫したコバレフ選手は雪辱を果たすのでしょうか。
エレイデル・アルバレス VS セルゲイ・コバレフ Ⅱ
(引用元:Photos: Sergey Kovalev Erases Doubts, Boxes Past Eleider Alvarez - Boxing News)
◯結果
・「コバレフ判定勝利」3−0(116−112 ×2、120−108 ×1)
・インディー採点
はい、見事、コバレフ選手が雪辱を果たしました。完勝でした。
再戦があった場合の僕の予想は、アルバレス選手の防衛だったのですが、見事に外れてしまいましたね笑。
終始、コバレフ選手が攻め続けて終わりました。アルバレス選手は狙いすぎて防戦一方になってしまいました。
ざっくり言うとそんな試合です笑。
そんな新王者コバレフ選手、序盤はさすがに前回もらったワンツーを警戒し、左手を高く構えていました。しかし、だんだんとそのガードは下がり、結局いつもの構えで、いつものように戦いました。
前回と戦い方は変わっていなかったと思います。若干、手数が多かったぐらいでしょうか。いつも通り、左ジャブ(ストレート)中心の戦い方で、力みない連打で攻めて、出てきたところにカウンター、と。
敢えて戦い方を変えなかったのか、戦い方の幅が広くないのか。僕は後者な気がしますが、まあ、勝ってきてるからいいですね笑。
一方、アルバレス選手の方は、前回よりも余裕を感じさせる出だしでした。
相手の様子をじっくり見ている様子でした。なので手数が少なかったです。
時折接近戦に持ち込みボディを攻めるのは非常に有効的で、ジャブも返していましたし、6Rぐらいまでは「ポイント負けてるけど、なんか見切れてそうで自信ありそうだから、ここから楽しみだな」って思っていました。
ところが、ペースはそのままでした。攻める展開に持っていくことができませんでした。
試合のリズムがそうなっていた様子でした。手数より狙って攻める、という。だから、大振りのパンチが目立ち始めていました。
もっとちゃんと攻めてれば良かった、と少し後悔しているかもしれません。
こういう、最初は相手の様子をじっくり見て後半仕留める作戦(実際その作戦かはわかりません。憶測です笑)って、良い時も悪い時も結構はっきり明暗が分かれます。
最近の他の試合で良い例が、村田諒太VSロブ・ブラントです。
この時は試合内容が三浦VSベルチェルトと似ていたのですが、今回の試合と村田VSブラントは作戦が似ていました。
良いとか悪いとかではありませんが、作戦は重要なんですね。
んー、1戦目はラッキーパンチだったのかなぁ。。いや実力はあるはずだから、コバレフ選手の強さがまだまだ健在ということか?
これで、ライトヘビー級世界王者は、旧ソ連で埋め尽くされちゃいました。そのうちロシア人が3団体を占めています。
正直、全員実力あるけど人気ないっていう似たようなキャラなので、どんどんどんどん統一戦やっていかないと、いよいよ誰も興味なくなっていっちゃうと思いますよ。
もったいぶらないで早くライトヘビー級を誰か統一してください。
以上。
来週はUFCを楽しみに見よう。特に、アンデウソンシウバとアデサニアだな!
ではでは。