ジャーメル・チャーロ VS トニー・ハリソン
(引用元:Tony Harrison punches Jermell Charlo during their WBC Super... ニュース写真 | Getty Images)
◯結果
・「ハリソン判定勝利」3−0(115−113 ×2、116−112 ×1)
・インディー採点
はい、インディー採点を見ていただくとわかると思いますが、僕はこの試合、挑戦者であるトニー・ハリソン選手を支持しました。
公式ジャッジの方々とは同意見ですが、大方のファンの意見とは逆の方です笑。
ハリソン選手のジャブやカウンターを支持しました。特に、ジャーメル・チャーロ(以下、弟チャーロ)選手の攻めるジャブの打ち終わりカウンターで放つジャブが、序盤からよく当たっていました。目立っていました。
弟チャーロ選手はそれで止められたのが大きかったように思います。ワンツーを打とうにも、ワンとツーの間にジャブで止められるんで、なかなかペースが握れませんでした。
攻勢こそとっていましたが、回を追うごとに焦ってパンチも大きくなり、バックステップでかわされてしまう弟チャーロ選手。またこのバックステップが左右に回り込みながらキレイにさばくもので、余計捕まえきれません。
逆に、わずかなスキを攻められたりカウンターをもらったりしてしまっていました。
5ラウンドや最終ラウンドに、見せ場はつくりましたが、自分の思ったように戦わせてもらえなかったチャンピオン。判定を聞いた時は、兄弟揃って呆然と立ち尽くしてしまいました。
ところで、僕はボクシングの採点をする時に、どうも今回のハリソン選手のようなパンチが印象に残るようで、それをクリーンヒットとみて優劣をつけてしまうことがわかりました。
「そっちの方が相手に効くくない?」「相手も嫌じゃない?」「見てて綺麗やない?」って思います。
たとえ、トータルのパンチのヒット数が劣っていても、そういうパンチが多い方が効果的で見栄えがいいから、僕は評価しちゃいます。カネロをよく支持する理由もそういう考えからくるのだと、我ながら改めて気づいてしまいました笑。
と、この試合を見てそんなことを思っていたのですが、、どうやら、ボクシングファンの多くは、僕の支持する採点結果とは逆の方だったようですね。
攻勢を評価したということでしょう。トータルのパンチのヒット数もそうですから、まあ妥当な結果かと。
実際に5ラウンドや最終ラウンドでは、弟チャーロ選手の方が相手にかなりダメージを与えることができたと思います。
とはいっても、各ラウンドで独立して採点されるのが今の採点方式で、結局は全ラウンド毎のポイント計算で判定は決着しますから、トータルでの判断はあまり参考にならなかったりします。
なので、今回の場合は、ラウンド毎の有効なクリーンヒットに重きを置いたら、そこまで疑惑の判定結果ではなかった、といえる気がするのですよね。。
この感覚、日本時間1/20に開催されたパッキャオVSブローナーの時にも感じたことでした。
そん時も、この試合以上に「パッキャオ圧倒!よいしょ!」みたいなレビューが多かったので「圧倒、、、?」って感じでした。
圧倒ではない気がするが。
— インディー (@k_indiiii) 2019年1月20日
パッキャオがブローナー圧倒 米国で2年ぶり勝利 https://t.co/UeKxRTAlcG
もし、パッキャオVSブローナーが今回のニューヨークの会場で同じジャッジが試合を見ていたら、結果は変わったのかもしれません。
ハリソン選手もパッキャオ戦のブローナー選手レベルで自分から手を出さず、攻め込まれるシーンもあったのに、このような結果を手にしたのですから、可能性は十分あり得そうです。
逆もまた然りです。ラスベガスなら弟チャーロ選手が勝っていたかもしれません。
運って必要ですね。
ん?いやいや。もしくは、俺の目が悪いだけだってのもあるのかも、、、?笑
以上。
最近、ツイッターが面白い。
海外のKOシーン好きのアカウントなんか特に。
有名なコンビネーション! https://t.co/lpWvAs1ywQ
— インディー (@k_indiiii) 2019年1月26日
この角度バツグンだな! https://t.co/ruEIdXqTXG
— インディー (@k_indiiii) 2019年1月30日
やり方次第じゃ、もっと面白くなるかな?笑
ではでは。