10日ほど前に開催されたUFC231。
今まで見てきたUFCの中でも、トップクラスに流血が目立ったと思う大会でした。。
メインのフェザー級タイトルマッチと大流血の試合の感想です。
UFC231 inトロント(スコシアバンク・アリーナ)
(引用元:TORONTO, ON- DECEMBER 9 - Max Holloway connects as he defends his UFC... ニュース写真 | Getty Images)
アレックス・オリベイラ VS グンナー・ネルソン
◯結果
「ネルソン一本勝利(リアネイキッドチョーク)」2R4分17秒
僕がリアルタイムで見てきた今までのUFCの中で、一番じゃないかってぐらい流血した試合でした。
原因はもちろん肘打ち。それで顔面を切られたことによる大量出血でした。
1R目はオリベイラ選手が寝ても立っても優勢だったのですが、2Rの中盤にネルソン選手がテイクダウンを奪ってからは徐々にネルソン選手へと流れが変わっていき、ネルソン選手が肘打ちを落としたことがきっかけで、最後相手の心が折れ、そのまま裸締めに持ち込んで勝利した、という流れです。
ネルソン選手の逆転勝利でした。
記録にはリアネイキッドチョーク(裸締め)と残りましたが、この試合のトドメとなったのは完全に肘打ちでした。
柔術出身らしくじわじわとマウントポジションを維持しながら、どこかで一本を取ろうと狙っている様子だったので、まさかここでの肘打ちが決め手になるだろうとは思ってもいませんでした。
肘を打ち込んだ時、音でも映像でもまともに入ったことがわかったので、完全に切れただろうなとは思いましたが、まさかあそこまで血がだらだらと流れ出てくるとはびっくりでした。
額ってよく血が流れてるんですね。目の上をカットした時の出血量とは比ではありません。。
裸締めの状態から仰向けになった時は、目の彫りに血が溜まってましたし、止められてから下を向いたら余計ダーッ!と流れ出てきました。
カットの多いUFCとはいってもトップクラスの流血量だったのではないでしょうか。
僕、出血多量でやばいんじゃないの?って本気で思っちゃいましたからね。。
その後、オリベイラ選手自身が29針も縫ったことを報告してくれています。
(オリベイラ選手のフェイスブックより)
こんだけパックリいかれてれば、あれだけの量が出てくるということなのでしょう。
オリベイラ選手は序盤から調子良く、まだまだ余力がありそうだっただけに残念だったろうと思います。
とりあえず、無事に治ることをお祈りいたします。
そして願わくば、治った部分も公開をお願いいたします。。。いや、、うん。。。
マックス・ホロウェイ VS ブライアン・オルテガ
◯結果
「ホロウェイTKO勝利」4R終了時
ジョゼ・アルド選手とアンソニー・ペティス選手に打撃で勝利したフェザー級王者のホロウェイ選手と、あのタフな元王者フランク・エドガー選手にTKO勝利した挑戦者オルテガ選手による、打撃戦必須の試合が組まれました。
序盤は拮抗したいい打撃戦が繰り広げられていたのですが、2R以降にホロウェイ選手のワンツー、右ストレートがよく当たり始めてからは、王者のペースとなっていきました。
スキルに特別差があった様には感じませんでしたが、冷静さ、タフネスの差が両選手の明暗を分けた様に思います。
オルテガ選手も良いパンチを当てていたのですが、ホロウェイ選手の方がタフで冷静だった分、二手三手先まで動くことができ、さらにリズムに乗って行くことができました。
4R目には、挑戦者はいよいよふらふらになり、顔も原型をとどめなくなってきたので、終了時にドクターストップとなりました。
アルド選手、ペティス選手といった、MMA界の打撃のスペシャリスト達を打ち破ってきたホロウェイ選手の実力はダテではありませんね。
体格的にも、そろそろライト級に挑戦してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、このホロウェイ選手にマクレガー選手は勝利を収めています。その時の実力や相性もあるかもしれませんが、やっぱマクレガー選手は実力もちゃんと本物だったんですね。
以上。
連続投稿が4日目。無事に続いておりますが、6、7日目がけっこう危うく思ってきました。。
できるだけ間に合う様に気合い入れよう。
ちなみに明日は2018年のボクシングまとめです。
ではでは。