村田諒太 VS ロブ・ブラント
(引用元:WBA middleweight champion Ryota Murata of Japan is rocked by a punch... ニュース写真 | Getty Images)
◯結果
・「ブラント判定勝利」3−0(119−109 ×1、118−110 ×2)
・インディー採点
多くのファンの方が思っていたであろうことと同じように、僕もまさか負けるとは思っていませんでした。
とりあえず、研究されてた感が半端なかったです。。
試合後のコメントで、村田選手本人も試合中にそれを感じていたとコメントしています。
あれだけの手数を終始打ち続けるのですから、練習量も相当なものだったはずです。
見ていて後半スタミナが落ちるだろうなーと思っていたのですが、意外にもそうはならず、なんならリズムものっていきながら試合を進めていきました。
上の記事でも、村田選手本人がそれは誤算だったと述べています。
また、ジャブの差し合いで完全に負けていたのも、かなり痛かったです。
これまでの試合を思い返しても、連打を打たれて苦戦するシーンはあっても、ジャブで押されるシーンはほとんどなかったはずです。
しかし、今回は上手くタイミングを合わされたり、連打でパンチを返したりする時によくアゴを跳ねあげられてしまっていました。これのせいでせっかくペースに乗りかけても、止められてしまいました。
回り込みながら避けていたので、プレッシャーも与えられませんでした。
この辺りはブラント選手ホントに上手かったです。
ちょっと打たれても、焦らずちゃんと打ち返して止めてくるので、村田選手はなかなかフラストレーションが溜まっていたことでしょう。
7Rには得意の左ボディも決めて良い感じだったのですが、それでも冷静に次のラウンドから立て直され、終始リズムにのっていくブラント選手が12Rペースを掴み取りました。
試合を見ていて、三浦VSベルチェルト戦を思い出しました。試合展開、結果ともに、なかなか似たような試合だった気がします。
これだけ注目を集めていた選手なので、この意外な結果には、村田選手はもちろん、多くの人が今後の展開を読めなくなったことでしょう。
個人的には、今後もボクシング選手としての活躍も見たいですが、それ以外の解説や運営側でのボクシングの発展に関わっていっていくのも良いのではないかなぁとも思っています。賢い感じがしますから。
村田選手の解説なんか、選手目線でわかりやすく情報入れてくれるから僕は好きです。
どうなるかはわかりませんが、とりあえず、今後も日本のボクシング界に影響を与え続けることは間違いありません。
以上。
ちょっとショックな気持ちもありますが、まだまだ、日本には井上選手がいますからね!
それ以外にも最近いっぱいトップ選手が生まれてきているので、まだまだ飽きることはないでしょう。
ではでは。