9/25のWOWOWエキサイトマッチの感想について書きます。
セルゲイ・コバレフ VS エレイデル・アルバレス
(引用元:Eleider Alvarez celebrates after he knocked down Sergey Kovalev for... ニュース写真 | Getty Images)
◯結果
「アルバレスTKO勝利」7R2分45秒
まさかの結末でした!
序盤からコバレフ選手がコントロールしていたのですが、たった一発で全てが変わってしまいました。
7R半ばにアルバレス選手が放ったワンツー。キレイにヒットし、コバレフ選手がグラついてダウンしたのです。急な展開だったので、ホントびっくりしました。
そこからはもう世界挑戦を待ち続けて飢えた挑戦者のパンチの嵐!それを凌ぎきれず、まともに左フックをもらった王者は再び崩れ落ち、立ち上がったものの数発で仕留められてしまいました。
コバレフ選手のTKO負けは初めてでは無いものの、TKO負けしたウォード戦のような曖昧さがなくはっきりした結果になったので、非常に新鮮で驚きました。
※前回のTKO負けの試合感想はこちら(クリンチがカギだった/ボクシング感想(コバレフVSウォードⅡ、他) - インディーは考えた!)
コバレフ選手は、調子が悪くなかっただけに、非常にショックを受けているに違いありません。
ラッキーパンチといえなくもない気はするので、そう思って再戦に挑めることを願っています。
一方の新チャンピオン、アルバレス選手は当たり前ですが相当嬉しそうでした。
何も汚いところはない完全なる勝利でしたからね。喜び方が若干スティーブンソンにも似ている気がしてかわいかったです笑。
たまたま当たったパンチなのかもしれませんが、それまで押されまくっていた訳でもなく、ジャブに関しては良く当ていましたから、今思えばひっくり返す可能性は十分に秘めていたようにも思えます。完全なる結果論ですけど笑。
ジャブはコバレフ選手の得意パンチでもありますが、それに互角に対応していたのは大きかったと思います。ウォードもジャブが得意で、コバレフ選手はそれにも苦しめられていましたから、ジャブが上手い選手とは相性が悪いのかもしれません。
おそらく再戦が組まれるでしょうが、そうなってもアルバレス選手が勝ちそうですね。
まだ両選手共に35歳前後ですが、まだまだ勢いを感じるアルバレス選手と、一方で最近安定気味なコバレフ選手では、再戦までの期間でさらに差がつくと考えられるからです。
(追記2019/2/3)
再戦ありました。予想は、、、
なんか注目されている感が無いライトヘビー級も、ここから盛り上がっていくといいですね。各団体の王者全員強いから統一戦は絶対面白いです。
いや、でも盛り上がるのはまだまだかもしれません。
というのも、勝手な偏見ですが、Lヘビー級の上位に多く存在するロシア人選手って強いんですけど、華が無いんですよ。無骨で力強いという静かな感じです。それは、海外から見た日本人選手もそう思われているかもしれません。
やはり盛り上がるなら、選手の人気、いわゆる華ってやつがカギだと思うんですよね。しかしロシア人選手を中心に、盛り上げるっていうのはなかなか難しいと思います。
なので、ローカルで開催して地元で盛り上げるとかが狙い目な気がします。日本みたいに国内で世界戦いっぱいやっていくようなイメージです。
ロシアでボクシングやってるイメージ無いけどそういうのはやらないんでしょうかね。やってるけど知らないのかな。寒いからかな?わからん。。
以上。
おお!話が早いな!おい!さすが!笑
— インディー (@k_indiiii) 2018年9月22日
12.1ヘビー級大一番 ワイルダーvsヒューリー締結 https://t.co/73WXPmA9dm
あっという間に決まりましたね!
ヒューリーには後がなかったのかもしれません。
トラッシュトークも含めて楽しみです。
(追記2019/2/3)
再戦結果です。
ではでは。