祝!100記事目!!だよ!!
やっとだよ!!
ということで、約8ヶ月ぶりにパウンドフォーパウンドランキングを更新してみたいと思います!
もちろん!今回もインディーの独断と偏見によるランキングです!
前回の記事はこちら↓↓
前回の第1回PFPランキング記事同様、今回も非常に迷いました。いやいや、前回以上に悩みました。この8ヶ月間で更新された数々の試合とニュースのおかげです笑。
そのため、ほとんど1〜10位のランキングに差はありません。
考えていてよくわからなくなってきたので、ランキングの判断基準も第1回目と少し変えてみました。
今回も数あるパウンドフォーパウンドの一意見として、どうぞご覧ください。
インディー式能力レベル比較
ということで、ランキングの前に、まずはその表から説明していきます!
なぜなら、今回の第2回目PFPランキングは、このインディー式能力レベル比較表に素直に従っていくからです。
そうすれば、難しくなったランキングも考えすぎずに割り切ることができると思ったのです。しかも、ランキングと表の値が一致しないという問題もこれで無くなります。
というのも、前回はこの表の値は関係なく、選手同士を相対的に考えて順位付けしていたんですよね。そのため、ランキングとこの値が一致しておらず、なんか違和感に感じるグラフともなってしまいました。これには、そもそもの各項目や点数の設定にもまだまだ問題があるので改善していかねばと思っています。
しかし、第2回目は一旦その項目もほとんど変えずに、その通りランキングにも反映してみようと思います。
まず、項目についての確認です。(今回から【他】内に「戦略・心理戦」を追加しています。)
【体力】(「フィジカル」「タフ」「スタミナ」)= 5+5+5 = 15点
【攻撃】(「パンチ力」「コンビネーション」)= 5+5 = 10点
【防御】(「ディフェンス」「カウンター」)= 5+5 = 10点
【スピード】(「フットワーク」「ハンドスピード」)= 5+5 = 10点
【他】(「戦略・心理戦」「対応力」「スター性・声援」)= 5+5+5 =15点
※突出している能力には6点
そして、作成した表が以下の通りです。
ちょっと細かくなったな。。
今回は10位までの10人のみならず、候補の選手たちも比較してみました。
一応、世界トップ戦線が基準で見て付けています。ここに一般選手も含めるとなった場合には、点数はかなり細かくなり全体的な点数も上がることになります。
いかがでしょうか? なんか、前回からランクインしている選手の値はそこまで変わっていないので、前回のものをグラフの通り並べ替えただけのランキングになってしまったかもしれません。。
まあ、いいのです!インディーのランキングなのですから!笑
また、同点の選手が複数いますが、それに関する場合のみ相対的に考えてランキングに反映していきます。
インディーが選ぶ、現役ボクシングPFP(パウンド・フォー・パウンド)ランキングTOP10 (2018/8/2時点)
さて、ランキング発表といきましょう!
※全ての選手に、詳しいプロフィールとしてWikipedia各ページへのリンクを貼らせていただきました。
第1位 テレンス・クロフォード
上の表では、ロマチェンコ選手と同率の点数だったので迷ったのですが、こないだのリナレスVSロマチェンコでロマチェンコ選手がダウンしたシーンを思い出し、「これならクロフォード選手にも同様なやられ方する可能性が高いのでは!?」と思い、クロフォード選手を映えある第1位にしました。
前回と一緒ですね。。。
しかし、階級が一つ上がったことから、ウェルター級のトップ達と比べてみなければならなくなったため、前回のように迷わず1位!とはなりませんでした。
現在、ウェルター級トップ3はクロフォード選手、サーマン選手、スペンス選手(と僕は思ってる!)ですが、それぞれ対戦する選手同士の相性的な勝率は変わってくると僕は思っています。
クロフォード選手はスペンス選手に強く、スペンス選手はサーマン選手に強く、サーマン選手はクロフォード選手に強いだろう、という感じです。絶妙なトライアングルです笑。
そう考えていくと、「相対的に判断するのは無理だ!」となったため、各レベル比較によって今回はランキングしてみたのです。
そして、各能力でハイスペック、かつ、スイッチヒッター(といっていいのかな?笑)というユニークさを併せ持つクロフォード選手の点数が高くなっていったので、今回はこうなりました。
妥当っちゃ妥当な感じもしますね。
ウェルター級王者挑戦もあっさり成功したし、今後のビッグマッチに期待しましょう!
そして、その結果でインディーを迷わせないようにしましょう!笑
・クロフォード選手に関する記事
第2位 ワシル・ロマチェンコ
またまた、前回同様の順位となりました。
ボクシングの各主要メディアのほとんどがパウンドフォーパウンドの1位に選ぶのが、この”ノーマス”チェンコ(ロマチェンコ)さんですね。
言わずもがな、各能力が超ハイスペックです。1位に選ばれる理由はよくわかります。
強いて弱点をあげるならば、パワー面でしょう。今回のレベル比較表でいうなら【体力】の項目です。
最近、Sフェザーからライトへ階級を上げたことで、その影響は大きくなりました。
唯一、プロで敗戦しているサリド選手にも体力面で負けたので、今後はより一層その面で苦戦していくと思います。
まあ、同階級に敵が居なくなって更なるビッグマッチを求めるなら、それはしょうがないんですけどね。むしろ、ロマチェンコ選手にとっては軽く苦戦するぐらいでないと、見てて面白くないからいいんじゃないでしょうか笑。
・ロマチェンコ選手に関する記事
第3位 サウル・”カネロ”・アルバレス
出ました!大人気、カネロ選手が前回よりも3つ順位を上げての登場です!
なんか、前回もそうだったのですが、レベル比較表ではやたらと高くなってしまうカネロ選手。
やっぱ、「スター性・声援」とかいう項目をつけちゃってるからなんでしょうか笑。
でも、精神的な強さや、時にはジャッジの心理面にも影響を与えることを考えると、けっこう大事な項目だと思うんですよね。
もうすぐゴロフキン選手とのリマッチを控えておりますが、今度はそれによってまた順位も大きく変わっていくことになるでしょう。
・カネロ選手に関する記事
第4位 デオンティ・ワイルダー
さあ!カネロ選手よりも多い5つの順位を上げての登場となったのが、”The Bronze Bomber”ことワイルダー選手です!
なんといっても、オルティス戦で超良い内容を魅せてくれたことが大きく影響しています。
爆発力に加えて、タフさも証明できましたし、なんといっても実力者に勝つことができたという戦績も残すことができましたからね。そのままレベル比較表にも反映させています。
ただ、カネロ選手と同階級で戦うとなったら、まだカネロ選手かなーという気がしたので、4位になっています。
ジョシュア選手とのビッグマッチはいつ見れるのでしょうか。要チェックです!
・ワイルダー選手に関する記事
第5位 アンソニー・ジョシュア
5位は、4位のワイルダー選手のライバルで、イギリスの大スターのジョシュア選手です。
昨年は、あのクリチコに勝利を納めて大活躍の年だったのですが、今年は静かなまま終わりそうですね。
全体的にバランスの良い選手で、五輪金メダリストだったりクリチコに勝ったりするほどですから、まだまだ活躍が期待できそうですね。
タイソン・ヒューリー選手もちゃっかり復帰してきてますから、そこらへんとも対戦してくれると面白そうです。
・ジョシュア選手に関する記事
第6位 カール・フランプトン
6位は、オールラウンダーのフランプトン選手です。
どの能力も平均して高めなので、今回の判断基準の結果、ついにランクインしました!
相対的に、となると、サンタクルス選手には一度敗戦しているので(1勝1敗)、ランクインすることはなかったかもしれません。
しかし、前回のドネア戦でのパフォーマンスをみて、やはり「一度候補に入れてみねば!」と思い、考えてみると6位になってしまいました。(どんな上から目線だよ、ってね。。)
今後は、フェザー級には目立つライバルがいないため、マッチメイクに苦戦していきそうですね。
・フランプトン選手に関する記事
第7位 キース・サーマン
前回より、2つ落としてのランキングとなったサーマン選手。
試合自体も前回の8ヶ月前の更新から一度も行なっていません。なんか、一部ではモチベーションの低下が起こっているとかなんとか。
それでも、レベル比較では高い値となっており、まあ次対戦する時も変わらない強さを魅せてくれることでしょう。
私インディーはウェルター級トップ3の中でサーマン選手が一番好きなので、もっともっと試合してほしいと思っています。
・サーマン選手に関する記事
第8位 エロール・スペンス
ウェルター級トップ3の最後にランキング入りしたのは、スペンス選手です。
ボクシング記事などでスピードが武器と書かれているのを目にするのですが、この選手の試合を見ている限り、僕がそう思ったことは一度もないんですよね。
むしろパワーの方だろ、と思うのです。
シュッとした身体ですが、接近戦が強く、あのブルック選手にも負けない身体の強さを持っているからです。
もう少し派手な印象与えるかリップサービスを行うかして、ウェルター級トップ3の他選手と戦うと一気に人気が出てくるでしょう。
・スペンス選手に関する記事
第9位 ギレルモ・リゴンドウ
やっとこさきましたね、リゴンドー選手。
昨年末はロマチェンコ選手とのボクシングエリート対決に完敗し、それからまだ一戦も戦っていないのですが、未だ衰えぬであろうスピードと空間支配能力を考慮してのランクインとなりました。
また、レベル比較表では各能力の差が一番激しいのではないでしょうか。だって、実力と人気が全く一致してないんですからしょーがないです笑。
いや、ってか、むしろ、今ふと思えば、リゴンドー出場すべきやろ!笑
— インディー (@k_indiiii) 2018年7月13日
出ないのかなー。。
ってか、意外に歳だし試合自体するのかなー?
・リゴンドー選手に関する記事
第10位 ゲンナディ・ゴロフキン
最後はGGGことゴロフキン選手です。
なんか、僕のこの基準で表を作成してみると点数が低くなっちゃうんですよね、いつも。。
相対的に考えたら、もう少し上に位置するかもしれないんですけどね。まあしょうがない。
最近は年齢的にも若干の落ち目を感じる時があるので、キャリアの中で最強であろう今のうちにカネロ選手との再戦や王者統一戦をじゃんじゃん行なっていくべきでしょう。
そして、村田選手と東京ドームで戦ってください!なる早で!
・ゴロフキン選手に関する記事
他候補
ゾラニ・テテ
前回、第10位にランクインしていたテテさんは今回はギリ外れてしまいました。
すみません、僕の基準で判断した結果です。。
WBSSは井上選手と合わせてダントツの2強だと思っているので、是非決勝で戦ってくれるようになっていって盛り上げてほしいです。
【試合予想】4/28ゾラニ・テテVSノニト・ドネア - インディーは考えた!
井上尚弥
ランキングにこそ入れておりませんが、主要メディアのいくつかにはしっかりランクインされている超本物の選手です。
中でも、あの攻撃力!パンチ力!
ハンパじゃないです。楽しみです。
耐えられるの!?/ボクシング感想(井上VSマクドネル) - インディーは考えた!
レオ・サンタクルス
個人的に好きでも嫌いでもない選手なのですが、フランプトンついでに思い出して点数つけてみたという感じです。
すると、意外に高い点数でした笑。
実際に思い返してみると、得意な打ち合いに頼るだけでなく、ちゃんとカウンター合わせたりジャブで崩したりしてますからね。
プロとしてあのスタイルにしてるだけで、本当はアウトボクシングも得意なのかもしれません。
ホルヘ・リナレス
候補にあげてみた理由はただ一つ、あのロマチェンコからダウンを奪っちゃったからです。
また有名どころの選手見つけて戦ってほしいです。
ここにきてさらに稼ぎどき!/ボクシング感想(リナレスVSキャンベル) - インディーは考えた!
チャーロ兄弟
点数ではそこまででしたが、勢いという観点からみるとおそらく一番ではないでしょうか。
攻撃的で、爆発的な印象です。
「勢い」という項目を加えたら、もっと上に上がりそうですが、まだ検討中ということにしておきます笑。
またもや衝撃的!/ボクシング感想(弟チャーロVSルービン、トラウトVSハード) - インディーは考えた!
ミゲール・”マイキー”・ガルシア
海外の主要メディアで必ずといっていいほど、パウンドフォーパウンドにランクインするのが、このマイキー選手です。
しかし、僕にはなぜそこまで評価されてるかが、まだわからないんですよね。なんか、「地味に強いよね」って感じが拭えなくて。
まあ今後は是非階級を上げる方向で考えていただいて、群雄割拠のウェルター級に乗り込んでいってほしいと思います。
踏み込み良ければワンツー得意!/ボクシング感想(マイキー・ガルシアVSイースター、オルティス復帰戦) - インディーは考えた!
セルゲイ・コバレフ
んー、一応入れてみましたが、ウォードに連敗してから、めっきり目立たなくなってしまった印象です。
ベテルビエフ選手とのロシア人最強対決だけが楽しみです。
クリンチがカギだった/ボクシング感想(コバレフVSウォードⅡ、他) - インディーは考えた!
以上。
うんうん、今回も楽しく考えさせていただきました!
なんか、こんな感じで基準決めてランキング作る方がわかりやすくていいかもですね。次回もこうしていこうかな。
ただ、前回のPFP記事から試合していない選手は、次回から外していこうと思います。そういう選手に関してはネタが思いつかなかったので笑。書きながらそう思いました。
今回もお読みいただいてありがとうございました。
(追記2019/12/13)
3回目書いたよ!
ではでは。