少し前まで、注目のボクシングニュースが目白押しだっただけに、最近は少し寂しさを感じるインディーでございます。
実現はしていますので、定期的に興奮を忘れずに(?笑)自分を鼓舞しております。
今回はちと古いですが、7/1にWOWOWエキサイトマッチの再放送で放送されたポーターVSベルトがメインの試合に思う事がちらほらあったので述べていこうと思います。
ショーン・ポーター VS アンドレ・ベルト
「ポーターTKO勝利」9R1分31秒
この試合、僕が一番驚いたことは両者のファイトマネーが1億円という事です!
この二人の試合にはそんな価値があるんだ、と正直びっくりしました。
個人的にあんまり好き好んで見ようとする選手ではありませんでしたから。
でも、倒し倒されの試合が多い印象のベルト選手とファイタータイプのポーター選手の対決と考えると、人気出るのも普通なのかも。
また、日本人でこれだけのファイトマネーをもらえている選手は現在いないとも思います。
今度の亀海選手がどうかな?って予想してますが。
・ポーターの踏み込み、ベルトのアッパー
ポーター選手の突進力はいつ見ても思い切りが良いですね。顎を引いて頭も下げながら、ロープまで詰めてボディを中心とした連打で、相手を文字通りねじ伏せます。
また、強い踏み込みを利用して遠めの距離から放つジャブも上手い。この選手、たまに中間距離の時にジャブの差し合いで、テクニカルなボクシングをするんですよね。タイミングも良いし。
アマチュア時代には、オリンピックの出場権を競い合うだけのアマチュア出身らしい実力をここで見せつけてくれます。
一方、ベルト選手は頭を下げて擦り付けてくるポーター選手の入りこむ時にアッパーのカウンターを右でも左でも狙います。
が、ポーター選手は頭もよく振るんで当たるわけもなく容易に入られて相手のペースへ。
バッティングで目尻もカットしてしまい、ラウンドが進むごとにポーターのペースになっていきました。
・結局、勝敗を決めたのは気持ち
この試合のカギはこれに尽きるでしょう。
別にカットしたのは、ベルト選手だけではないわけです。なんならポーター選手の方が先にカットしました。
レフリーの方をよく見て、助けを求めるような視線を送っていましたが、要するにポーター選手の圧力がきつかったんだと思います。
精神的な問題ですね。勝ってる選手は勝ってますから。
この試合、無いとは思いますが再戦しても結果は変わらないでしょう。
ポーター選手は有名どころと既に何回もやってますが、まだまだW級は層が厚いですから期待しています。
ガルシア選手、上がってくるであろうクロフォード選手なんかとの試合なんか面白そう。
以上。
明日、明後日あたりで、三浦VSベルチェルト戦とメイウェザーVSマクレガー戦の予想記事書こうかな。
たぶん、面白いかな?笑。
ではでは。