現ヘビー級のトップランカーである,ウラジミール・クリチコとアンソニー・ジョシュアがついに激突しました!
ヘビー級らしい試合でとても面白かった!
本当にライブで見れたなら!!笑
というのも,見ちまったんだよぅ,,ちょっとだけ,,
ボクシングのニュースを!!笑
お昼,お仕事だった僕は不覚にも,BoxingNews(ボクシングビート編集部製作)を開いてしまい,
「ダウンの応酬、11回、ジョシュアクリチコに・・・」
みたいな文字が一瞬で目に入った瞬間,すぐページを消しました。
だいたい結果が読めてしまったのでかなり萎えましたが。。
そんな心境で帰宅してから,俺は何も知らないんだ!って念じながら試合を見ていました笑
てことで,さっそく感想です。
ウラジミール・クリチコVSアンソニー・ジョシュア
「ジョシュアTKO勝利」11R2分45秒
入場から見たかったんですけど,ライブ放送で会場の進行状況のせいか,クリチコのアナウンスから始まりました。
お互いオリンピックの金メダリストですから,両選手とも,ボクシングの基礎が出来上がっています。
スピードもパンチ力も体格も互角。
異なるのは,若さとキャリア,ホームかアウェイ,ぐらいでしょうか。あと,互いの武器はワンツーかコンビネーションかな。
試合内容は全体的に,立ち上がりは均衡した状態から始まり,ジョシュアがたまにエンジンをかけた時に大きく展開が進むという感じ。
ジョシュアが仕掛けなければ,おそらくクリチコのペースで試合は終始進んでいたでしょう。
それを察してか,5Rに一気に仕掛けるジョシュア!たまらずクリチコはダウンしてしまいました。
しかし,クリチコは次の6Rに得意のワンツーでダウンを奪い返します!
そして5Rのダウンを奪って以降ジョシュアは,一気に攻めた分,一気にスタミナも消費してしまい,そこからクリチコのペースだったと思います。
7,8,9,10R辺りのスティールハンマー(クリチコのニックネーム)は,クブラト・プレフを倒した左フックをいつでも打てる様に左手をだらりと下げた構えでした。ジャブで勢いを止め,たまにワンツー,飛び込む左フックで攻めるというスタイル。
さすがです。ベテランです。
しかし,そううまくいかないのがスポーツ,ボクシングの面白いところ。
11R,終盤だからスタミナを使い切ろうとしたのか,ジョシュアが再び攻勢を見せます。ワンツーがゴングの直後に当たり,攻めたてていき渾身のアッパーがヒット!
もうそこからは,いつものジョシュアがまとめる時ようなのコンビネーションラッシュで,試合終了!
やっぱジョシュアはこのラッシュが目立った武器でしょう。
勝利へのカギ 50%
今回の勝因は,まさに当たった方が勝ちという運的な要素が大きいと思っています。次戦があっても,勝つ確率は五分五分とみました。
クリチコはあのラッシュへの対策,
ジョシュアはスタミナ対策,
をしてくるでしょうね。
上記の対策をどれだけ力を注げるかで確率は上がるかもしれません。
いやー,わずかなチャンスをものにしなければ勝てない,面白い試合でした。
僕の10Rまでの採点は,96-92でクリチコ有利でしたので,ジョシュア逆転勝ちの印象です。
ただ,こういうビッグマッチにはジョー小泉さんの解説で技術以外の解説も聞けたら,さらに面白かったのではないかと思いました。ビッグマッチの度にこう思ってしまいます。
以上。
ジョシュアの次戦は誰でしょうねー。
インタビューでは,ヒューリーにアピールしてましたけど,そこは会場にいるワイルダーだろ!って思いましたけどね。
ヘタしたら,ワイルダーとリング上で対峙していたかもしれませんし。
ヒューリーなんかクスリの治療なうですよ?笑
んま,イギリス人同士だからかもしれないけど。
クリチコはもう引退すべきだと思っています。
十分結果は残してますし,これ以上はまだ対戦してない選手の比較対象となったりかませ犬となったりするのではないかと思っているからです。
また,今回試合もすごかったですけど,
会場もすごかったですねー!ホント!
観客数は9万人ですよ!? 9万人!
もう最後列は米粒ですよ笑。実況の高柳さんとか「もう一番後ろの人は雰囲気だけでしょうからねー」なんて言ってたのが面白かった笑。その当事者になりたいんでしょうね。気持ちわかります!
ロンドンのウェンブリースタジアムという,サッカー会場で行われたらしいのですが,
今の日本じゃ絶対ありえませんよ!これ。
さすが現在最もボクシングが盛り上がっている国,イギリス!
勝者のホーム会場だからさらに盛り上がってましたしね!
がんばろう日本!笑
さあ,次は5/7のメキシカン対決。
でも仕事です。。ニュースは絶対見ないようにしよう。。
ではでは。
<追記>
ところがどっこい!!