今回のエキサイトマッチのKEY TO VICTORYは
両社とも「左フック」でしたね。
それもそのはず,今回はウェルター級トップ戦線同士の戦い。
キース・”the ONE TIME”・サーマン VS ダニー・”SWIFT”・ガルシア!!
んま,試合の結果なんかとっくの昔に知ってたんですけどね。
なんせ試合が行われていたのは,
3月4日ですからね。(日本時間3月5日)
まっったく,おせーよ!WOWOWさんよ!
ブローナーの試合なんか放送している場合かよ!他にも特別有名じゃない選手ばっかり放送しやがってよ。
おかげでこの試合に対しての熱がちょっと冷めたよ。
たまーに,こんなことあるんでしっかり視聴者の需要に合わせて放送してください。
さあ!愚痴はこのあたりにして試合を振り返りましょう!
キース・サーマンVSダニー・ガルシア
「キース・サーマン判定勝利」2-1(115-113 ×1,116-112 ×1,113-115 ×1)
インディー採点「サーマン勝利」(117-111)
まずお互い似てますよね。背格好とかボクシングのスタイルとかも。
しかし実際対峙してみると,サーマンの方が一回りスピードは上回っていましたね。サーマンが試合前に言っていた通り,サーマンの方こそ「Swift」のあだ名がふさわしいかもしれません。
特に,パンチの一瞬のスピードが速い。だからキレがある。体全体で打つから,パンチ力も迫力も満点物ですね。
また,心理戦も上手いですよね。接近してゴチャゴチャッとパンチが交錯した後にすぐパンチを打ちに行く姿勢を常に見せていました。あれ,やられると結構精神的にキツいんですよ。休み暇を与えられなくて。こういうのはメイウェザーが上手かったですね。
※こういう技術は才能とか関係ないので,どうせ選手の真似するならここを真似すべきだと思います。
とりあえず,僕は改めてこの選手のことが好きになりました。W級No.1を選ぶならば間違いなくこの選手を推します。親日家らしいので,そういうところも好印象ですよね!
(風貌,声もかっこいいしな!!)
一方ガルシアは,終始自分のペースをつかめてませんでしたね。
というか,最近ガルシアはなんかキレイにボクシングしてる気がする。
ガルシアって「カウンターの左フックでの派手なKOファイター」のイメージなんですよ,僕の中では。おそらく,同意見のボクシングファンの方々もいらっしゃるはずです。
ところが,ディフェンス力をアピールしてるのかわかりませんが最近派手なイメージが以前よりありません。ただ単にカウンター待ちすぎているのかもしれませんが。ゲレロ戦の時とか変に技巧派ぶってる印象だった様に思います。
なんにせよ,そのまま待ちの姿勢の癖がついて,自分より早いスピードの選手と戦うと上手くタイミングを合わせずらく,対応もできないまま試合が終わったってな感じでしょう。
ちなみに僕はガルシアは嫌いではありません。ただ,もっと自分の強みを活かしたファイター型のスタイルを創り上げていくと面白いのになーと思って,軽くイラつくだけです笑。
勝利へのカギ25%
ずばりボディーがカギでしょう。
飯田さんも仰っていましたが,サーマンはボディが弱いのです。ショーン・ポーター戦にもそれを露呈していました。逆にガルシアはボディ打ちが上手い,と僕は思っています。ルーカス・マティセ戦に勝てたのも執拗なボディ攻めが逆転勝利につながっていたはずです。
3Rに見せたボディブローの様に,前半は多く出していたはずのボディーへのパンチを中盤,後半でも出し続ければ,展開は変わったのではないでしょうか。
んー,,でも,入り際を狙ってくるし,ガードを上げていても力強い拳をねじ込んでくるし,,
再戦しても,厳しそうだなー笑。
その他の4/10エキサイトマッチの放送カードの感想
結構面白かったので書いておきます笑(何様だよ!)。
ルビン,という選手の勝ち方のみ印象に残っただけですが。。
この試合ね,,カエルの様にしゃがんでフェイント掛けた後に打ったパンチでKOしたんですよ!
これ,結構珍しくないですか!?しかもこれで決めるの!
やっぱこういうふざけたシーンって,商売としてボクシングを見せるなら必要だよなー,って思ってしまったインディーでした。
以上。
W級は今後も面白いですね。スペンスとブルックが近々対戦しますし,そのスペンスも今回のサーマンとの試合が考えられているらしいですし。スペンスは隙が無いですから,さすがにサーマンも苦戦を強いられることでしょう。
他にも,GW辺りは,ヘビー級注目のクリチコVSジョシュア,メキシカンスター対決のアルバレスVSチャベスjrなどが並んでいて,楽しみでっせ!
ではでは。